* | | * | | | 本文は九江市の許可を受けて私池田公榮が本ブログに掲載するものです。中国の簡体字が日本のパソコンで処理できないところもあり、読みづらいと思いますが、要点のみは日本語で書いていますのでご判読ください。 九江市 池田公榮 2007・6・13
江西省日系企業投資誘致説明会における挨拶 九江経済技術開発区、輸出加工区管理委員会主任 李光栄
春が訪れ、万物がよみがえる季節に、本日、たくさんのご臨席の日本の友人をお迎えすることができて大変光栄に思います。この機会をお借りして、皆様方に九江経済開発区と九江輸出加工区についてご紹介させていただきます。
本市は江西省(略称:贛)の北部に位置し、長江、京九鉄道、鄱ハン陽湖(中国一の淡水湖)の合流点にあります。2200年余りの歴史を持った有名な都市です。九江は、昔からも商業繁栄の町として知られ、「三大米市」、「四大茶市」、「五口通商」の1つと呼ばれています。市域総面積は1.88万ku、総人口は450万人です。一類対外開放の港湾都市で、長江沿岸の開放都市です。
九江と日本との友好往来は悠久な歴史を持っています。唐、宋の時代にも、日本の高僧が盧山の東林寺へ仏教文化の研修に訪れました。近代にも、九江で投資、商売をした日本の商人が少なくありません。中国の改革開放政策以来、戦略的な眼識のある多くの実業家も九江の恵まれた独特な地理的位置と資源に関心をよせ、九江へ視察、投資に訪れました。
九江で投資発展する最も良い場所は九江経済開発区です。九江開発区は、1992年に設立され、九江の市街地にあります。江西省で初めての重点開発区のひとつです。面積は120 kuです。九江開発区は設立して14年以来、大開放による大工業発展促進の戦略を実施し、「輸出加工区」、「自動車工業団地」、「ハイテク工業団地」、「長江沿線産業地帯」などの八つの専門区域を建設しました。300社以上の企業が相次いで九江開発区に進出しました。スズキ株式会社と中国昌河集団が共同出資する九江昌河鈴木会社は、開発区に進出した企業の一つです。現在、年間10万台の「リアナ」という乗用車と15万台のスズキエンジンの生産能力に達し、江西省のナンバーワンの乗用車生産基地になり、九江昌河鈴は江西省が重点的に支持する自動車企業にもなっています。
重点として九江輸出加工区についてご紹介いたします。九江輸出加工区は、九江開発区内にあり、2005年6月中央政府の認可を得て新規増設された全国18の輸出加工区の一つで、今まで江西省の唯一の国家級輸出加工区です。面積は2.81 ku、初期の開発面積は、0.987 ku、区内のインフラが完備され、区外の生活、服務など付帯施設が機能しています。輸出加工区は、中国の多くの投資区の中でもっとも優遇政策に恵まれた区域です。中央政府の「輸出入免税」、「加工区進入税金還付」、「原料輸入保税」などの優遇政策があります。九江輸出加工区では、電子情報、精密機械製造及び新型材料産業を重点として発展させます。電子情報産業では、電子計算機、電子オーデオ、ソフトウエア、マイクロ・エレクトロニクスなど、精密機械製造産業では、製造技術の進んだ設備、自動車部品、機電一体化とする機械設備など、新型材料産業では、新型電子材料、有機高分子材料及び製品、複合材料を最優先に発展させます。ほかに地方特徴に合うような輸出向けの服装と食品工業を発展させます。九江輸出加工区は、2005年9月に設立して以来、もっとも早いスピードで建設を進めており、今月の末頃、国の検査を受けて運営に入ります。九江輸出加工区は中国中部地区に少ない輸出加工区として、中国輸出加工区の中で良好な優位を持っています。
港湾と交通位置の優位性。 九江輸出加工区に臨んでいる九江港は、中国の一類対外開放の港です。年中5,000トン級の船舶が入港できます、水路を通じて100以上の国につながります。年間貨物の取り扱い量は3,000万トンに達し、九江国際水運センターのコンテナー取り扱い量は50万TEUに達し、長江中流の中継物流センターになります。九江輸出加工区の近くに昌北国際空港があり、空路は40本以上の国際線、国内線が開通されています。陸路は、京九鉄道など5本、贛粤高速道路など4本が九江を経由します。京九鉄道沿線の一番大きいな貨物輸送の列車編成ステーションも九江にあります。
環境資源の優位性。
九江輸出加工区は、盧山の麓にあり、長江に臨んでおり、景色がすぐれています。ここは、居住環境が良く、人材居住地として、国内外の実業家の投資効果が見込まれる、理想的な場所です。また、九江輸出加工区は、豊富な電力資源と人材資源に恵まれています。昔から江西省の工業基地である九江にはたくさんの技術労働者がいますし、高等職業学院などの在学中の大学生が7万人余りいます。
コストの低い優位性。
一つ目は、労働力のコストが低ことです。九江の労働者の人件費は先進国の1/20、沿海地区の 1/2です。二つ目は、水道、電気のコストが低いことです。工業用水の価格は、トンあたり1.2元、発電機ユニット容量は200万KW、九江には、華中地区の最大の火力発電所と江西省の最大の水力発電所があります。工業用電力の価格は0.53〜0.63元です。三つ目は、物流のコストが低いことです。水路で九江から上海まで2日間、40ftのコンテナーの運賃は300ドルぐらいです。 九江輸出加工区の優位性により、建設当初から、オランダ、ポーランドなど諸国の多くの実業家が視察に訪れました。現在、オランダのRDM会社が投資、建設するエンジン・プロジェクトについて初歩的な合意に達しています。ポーランドのヘリコプター生産プロジェクトは、必要な申請手続きを進めているところです。香港の偉博会社の服装生産プロジェクトと香港美盧国際集団の乳製品生産プロジェクトももうすぐ着工しようとしています。
ご来賓の皆様、友人の皆様、九江は無限のビジネスチャンスがあるところです。江西省の開放型経済の拠点とする九江経済開発区の主旨は、お客様方にとって、一番安いコストで、一番早く効果が見え、もっとも多くの利益を得られることにあります。皆様方が九江へ視察、投資、発展にお越しいただきますよう心から期待いたします。最後になりますが、皆様方のご健康とご発達を心から祈念申し上げます。
ご静聴、どうもありがとうございました。
投資九江 前途有望
江西(北京)日本企業家投資説明会
九江経済技術開発区、輸出加工区管理委員会主任 李光栄
中国・九江の地理位置
九江開発区は、1992年に設立され、江西省最初の重点開発区の一つです。面積は120 kuです。九江開発区は設立して14年来、大開放による大工業発展促進の戦略を実施し、「輸出加工区」、「自動車工業団地」、「ハイテク工業団地」、「総合工業団地」、「長江沿線産業地帯」などの八つの専門区域を建設しました。
江西九江輸出加工区交通案内
九江経済開発区総合計画 日本のスズキ株式会社と中国昌河集団が共同出資する九江昌河鈴木会社は、開発区に進出した企業の一つです。現在、年間10万台の「リアナ」という乗用車と15万台のスズキエンジンの生産能力に達し、江西省で初めての乗用車生産基地となり、九江昌河鈴会社も江西省が重点的に支持する自動車企業に成長しています。
中国九江出口加工区 中国九江輸出加工区 九江輸出加工区は、九江開発区内にあり、2005年6月中央政府の認可を得て新規増設された全国18の輸出加工区の一つで、江西省唯一の国家級輸出加工区です。計画面積は2.81 ku、初期開発面積は0.987 ku、区内インフラが完備され、区外の生活居住区など付帯施設が機能しています。
昌河鈴木(九江)有限会社
輸出加工区優遇政策 輸入免税:区内の生産に必要な機械、設備、金型、修理用部品;インフラ建設に必要な機械、設備、建設用物資、事務用品に対し、輸入関税と輸入環節税の免税をする。
加工区進入貨物の税金還付:加工区外にある中国国内の企業が区内に輸出する貨物は、中央政府の輸出における増殖税還付の優遇政策を享受する。区外から区内に進入する国産機械、設備、原材料、部品、包装資材、合理数量の建築材料等に対し、輸出扱いとして輸出税を還付する。
進入原料の保税:輸出製品生産に必要な原材料、部品、包装資材及び消耗材を海外から輸入する場合、すべて保税とする。
輸出免税:加工して再輸出する製品に対し免税する。
輸出加工区優遇政策 輸出加工区と輸出加工区への貨物に対する免税:加工区と加工区の間で進出・進入する製品、原材料、機械設備に対し免税する。
外貨管理:区内から海外に販売する貨物に対し、輸出収入審査・許可申請手続きがない;海外に支出する場合、輸入支出審査・許可申請手続きもない。
クオータ・ライセンス:貨物は加工区と海外の間に自由に進出する。中央政府の規定がない限り、クオータとライセンス管理を実行しない。
産業発展方向 自動車及び部品 電子技術及び情報産業 光学機械電子の一体化製造業 生物製薬及び精密化学工業 精密機械 新型材料 食品飲料 紡績服装 港及び交通優位性 水運:九江港は国家級一類対外開放の港です。歴史的にも水運は九江の交通優位を占め、長江を利用し上流の重慶、武漢、下流の南京、上海に到着し、世界各地にアクセスします。各種類の港と専用埠頭は合わせて144基、一年中5,000トン級の船舶が通航でき、年間取扱い能力は3,000万トンです。
航空:現代的な昌北国際空港は、北京、上海、広州、深せん、ホンコン、日本及びシンガポールまでの40数本の空路が開通されました。昌北国際空港は、九江市内まで100キロ、高速道路が利用できます、廬山空港は、九江市内までわずか30キロです。 航空案内図 道路:国道105(北京―珠海)、国道316(福州―蘭州)は、九江市を経由します。九江を中心にする高速道路は、上海、南京、杭州、武漢、長沙、南昌、広州、福州などの大都市と中等都市まで直行しています。 九江道路交通案内図 鉄道:鉄道は四方八方に連絡しています。京九線(北京―香港)、武九線(武漢―九江)、合九線(合肥―九江)、銅九線(銅陵―九江)及び景九線(景徳鎮―九江)が九江を通過しています。 九江鉄道交通中枢 人文環境及び資源優勢 九江経済技術開発区(九江輸出加工区)は、盧山の麓にあり、長江に臨んでいて景色の優れた、住みやすい環境に恵まれ、人材も多く、国内外の企業家の投資、発展に絶好の場所です。 世界文化景観―廬山 世界地質公園―廬山
世界文化景観―廬山
中国一の淡水湖―鄱陽湖の渡り鳥 中国魅力都市―九江 人材資源の豊かさ 普通大学7校があり、在学の大学生7万人がいます。 各種中等専門学校、職業学校32校があり、在学生が2.8万人がいます。 独立した科学研究機構19ヶ所の内、中央部門と江西省所属が2ヶ所づつあります。 九江市内の企業、事業機構では各種専門従業員が8万人余りいます。
エネルギー豊富
電力:九江市の総電力設備容量は200万Kw、華中、華東地区の重要な電力供給基地です。 給水:九江市の水資源の総量は142億㎥、市内の水道の浄水能力は40万トン、生産、生活の用水を十分に確保しています。
低コストのメリット
人件費 一般操作労働者 月給:600〜1000元 技師と管理者 月給:1000〜2000元
用水コスト 住民生活用水 1.00元/トン
低コストの優位性
電気使用コスト 大工業用電気:0.535元/1kwh 一般工業用電気:0.642元/1kwh オフィスビル/工場/倉庫の賃貸料金 写字楼:20元左右/平方米 オフィスビル:20元/u 工場:8元位/u 倉庫:8元位/u
来賓の皆様、友人の皆様、九江は無限のビジネスチャンスがあるところです。江西省の開放型経済の拠点とする九江経済開発区の主旨は、お客様方にとっては、一番安いコストで、一番早く効果が見え、もっとも多く利益をもたらす絶好のチャンスです。皆様方が九江へ視察、投資、そして企業発展のためにお越しいただきますよう心から期待いたします。最後になりますが、皆様方のご健康とご発達を心から祈念申し上げます。
どうもありがとうございました。
「江西省日系企業投資説明会」にご臨席のお客様方と友人の皆様方を心から歓迎すると共に、九江輸出加工区で投資企業を設立されますよう心から期待しております。
九江出口加工区
写真左:九江市甘栄湖のほとり 写真右:中国地図による九江市の位置(九江は華南地方とも呼ばれる) |
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