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フーテンくまさんの長沙日記

  

本場の中華料理をたらふく食べたい,中国の雄大な自然に触れてみたい,そんなたわいもないことを考えていたら,いつの間にやら中国の日本語学校で働くことになりました。当然,中国語も全然話せません。あるのは旺盛な食欲と,好奇心だけ。そんな,まるで冬眠明けのクマみたいな私が,見て・食べて・遊んで・触れ合った中国をお伝えします。


                  
2011年3月   奥山
       


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2011/09/29

列車は火車,バスは公共汽車


 中国の連休前なので学生たちもなんだか落ち着かない様子。
ほとんどが,実家に帰るそうだ。

 授業で,「だれが,だれと,なにをした」という文をつくるゲームをした。
ノリの良い生徒たちなので,みんな笑いながらとても楽しそうだった。

 生徒たちにとって『助詞』の使い方が難しいようだ。
これからそれに気をつけた内容の授業を考えてみようと思った。
 
 授業が終わって,張さんたちと星沙に汽車の切符を買いに行った。
ゴールデンウィークは鳳凰に行くことにした。
張さんの故郷で,有名な観光地らしい。
列車で4時間,それからバスで1時間くらいかかるらしい。

 売り場前は行列ができていた。

 150元で往復の切符を買った。
行くのは張さんと私とケさんの3人。
10月4日から7日までの3泊4日の旅。
天気に恵まれますように!

2011/10/28

青島ビール


 今朝,3時に目が覚めてそのあとなかなか寝付けなかった。
昨夜,青島ビールを飲みすぎたせいだろう。

 結局,そのまま出勤し,授業。
学生たちも疲れ気味。
みんな,加油!
 
 昼から歩歩高に出かけた。
 
 夜は範先生とバドミントン。

2011/09/27

小ケの誕生日


 今日は,夏に逆戻り,30度近くまで気温が上がり,とても暑い。
この気温の変化は長沙の特徴らしい。
日差しもきつく,学校にたどりつくと汗だくになる。

 広場ではまだ,新入生の訓練が続いている。

 夕方,ケ雅文さんの誕生会に招待された。
工商銀行のバス停で降りて,ちょっと歩いたところの料亭が今日の会場。

 みんなよく飲み,よく食べ,よくしゃべった。

 小ケは17歳になったそうだ。
まだ,高校生の年齢。
これから,日本語がどんどん上手になってくれることを願う。

2011/09/26

外国人登録


 今日の長沙はみょうに埃っぽい感じがする。遠くの建物が霞んで見える。
乾燥しているので,埃が舞っているのかもしれない。
ここらで一雨欲しいところだ。

 公安に外国人登録の手続きをするために,範先生と葛先生と私の三人で行ってきた。
午前中いっぱいかかった。
ゴールデンウィーク前のせいなのか,人が大勢いた。

 そういえば,ゴールデンウィークの予定をまだ立てていない。
人込みは嫌だが,かといって1週間何もしないともったいない。
長沙市内巡りだけではものたりない。
地図とお金に相談しよう。

2011/09/25

サラエボのロミオとジュリエット


 インターネットをするなら,QQというものが中国では便利らしい。
日本にいるときに中国人の友人たちからそう聞いていた。

 ネットが使えるようになって,すぐに葛先生にQQをセットしてもらった。
当たり前だが,全部中国語。
まだ,使いこなせないが,なかなか便利そう。

 Skypeのように使う事も出来るらしい。
また,ブログも書けるらしい。
Facebookのような仲間同士のコミュニケーションもできるらしい。
好きな音楽を聴くこともできる。

 最近,大好きな中島みゆきさんの曲の中国語カバーバージョンをいろいろ聴いている。

「漫歩人生路(ひとり上手)」テレサ・テンさんがカバーした。
「容易受傷的女人(ルージュ)」王菲さんがカバー,中国ではすごく有名。
「美麗心情(帰省)」本多ルルさんがカバー。
「最初的梦想(銀の龍の背にのって)」「最愛(最愛)」「流浪花(ローリング)」
「第二个春天(かもめはかもめ)」「サラエボのロミオとジュリエット(with)」
「破 時分(あした)」「人生満希望(雨が空を捨てる日は)」その他多数。
 
 「雨が空を捨てる日は」は,歌詞は変えたとしても,なぜあの曲調が「人生満希望」なんだろう?
 「with」が「サラエボのロミオとジュリエット」?これは,謎だ。ぜひ,調べてみたい。

2011/09/24

ありましたよ,大きい服が。


 夕食を張さんと学食でとり,食後に会話をしながら散歩した。
15分くらい歩いて行くとちょっとにぎやかなところにたどりついた。
様々な商店が軒を連ね,小さな超市(スーパー)も何軒かあり,いろんな屋台もでていた。
日本でいえば駅前商店街のような感じ。
人通りも多く,売っている品数も多く,安かった。
 
 ぶらっとのぞいた洋服屋で冬用のジャンパーが売られていた。
おそるおそる袖を通すと,なんとぴったり。
値段を聞くと80元。
張さんによると,とても安いらしい。
昨日買えなかった悔しさも手伝って,すぐに購入。
中国でやっと服が買えた!!
 
 商店街をぐるっと散策していると,なんと楽器屋が3軒ほどあった。
ちょっとのぞいてみると,先日歩行街で苦労して買ったギターと似たようなものが300元で売られていた。
420元だったのに…。買い物は難しい…。
やっと服が買えたと喜んでいたのに…。
 
 『悔しい思いを何度も繰り返さないとなにごとも上達しないのだ』と無理やり自分に言い聞かせた。

2011/09/23

なものは買えない


 歩歩高の開店がどうもあやしいという事なので,今日はカラオケに行く事になった。
 
 昼食を学生たちと学食でとり,バスに乗って長沙の中心部へ向かう。
いつものバスではなく,ちょっと歩いてひとつ向こうのバス停から808番のバスに乗った。
 
 私が,長袖の服を買いたいと言ったので,ファッションショップが集まっている地下街へ向かった。
 
 金満地というショッピングセンターだ。
どの店にも今風のおしゃれな感じの服が並べられていた。
 
 何軒か回ったが,残念なことに買えなかった。
買わなかったではなく,買えなかった。
けっしてお金がなかったわけではない。
どの店に行ってもセンスのいい服はあるのだが,サイズが問題なのだ。
学生たちがお店の人に「この人に合うサイズの服はありますか。」と尋ねてまわるのだが,チラッとこちらを一瞥して,「没有!」の即答。

何軒もの店で同じことを繰り返した。
太っているのは自覚しているのだが,こう何回も「没有!」を聞くと,やはり少しへこむ。
それよりも,せっかく連れてきてもらったのに何も買わなかったでは,学生たちに悪い。
「よし,少々高くても買おう。」と思い,また,何軒か訪ねたが…。
ないものは買えない。
 
 結局,みんなになぐさめられながらカラオケ店に向かった。 
 
 カラオケ店で先に来ていた学生たちと合流した。
初級のクラスの学生たちも4名いた。
中国のカラオケ店は初めての体験。
日本語の歌も何曲かあった。

 学生たちはみんな歌が上手だった。
休む間もなく歌い続けるパワーもすごかった。
5時過ぎまでいたが,いったい何曲歌ったのだろう。
 
 素敵な歌を何曲も聞かせてもらった。
特に「美麗的神話」という歌が映像とマッチしていて素敵だった(ジャッキーチェンが出ていた)。
歌わない学生たちはサイコロのゲームに熱中していた。

2011/09/22

よろしく警備員さん


 夕食を学生たちと一緒に学生食堂でとった。明日,歩歩高へ行く予定だったが,葛先生に調べてもらったら,明日の開店がどうもあやしくなってきた。
 
 その後,張さん,吴さん,曹さんがアパートへ来た。途中でミカンを買った。
 
 アパートへ向かっていると門のところで警備員に張さんが止められた。不審者に思われたようだ。
 
 吴さんと曹さんは大笑い。
 私は,警備員も仕事をしているのだなと感心?した。吴さんが写真を欲しいというので,彼女のパソコンへコピーしてあげた。

2011/09/21

口座開設


 昼から葛先生と長沙市内へ出かけた。
いつもの205番のバスに乗り,いつも降りる工商銀行前のバス停より一つ向こうのバス停で降りた。

今日の目的は銀行口座開設。
開く銀行は中国4大銀行のひとつ中国建設銀行。
この銀行を選んだのは,アパートのすぐ近くにATMがあるからだ(24時間OPEN)。
キャッシュカードで買い物ができるということなので,あまりお金を持ち歩かないで済む。
中国全土に同じ銀行はあるのだが,他の都市でATMを使うときは手数料がいるらしい。

 窓口に行き,パスポートを提示すると,担当の女子行員が「こんなものは見たことがない」と言い出し,となりの行員達とあーだこーだと話し始めた。
 
葛先生が,これは日本国が出した正式のパスポートだといくら言っても,信じてもらえそうもなかった。
日本人を初めて見たのか?よっぽどパスポートの人相が悪かったのか…?

しかたがないので,もっとランクが上の支店まで出かけることにした。
タクシーで10分ほどで湘江のそばのちょっと大きな支店についた。
今度は,行員のお姉さんもやさしい笑顔で,すぐに手続きを進めてくれた。

 しかし,市内で何かをすると必ず時間がかかるのはなぜ?予定通りに進んだことがない。
葛先生にはいつも遅くまで付き合ってもらっている。

2011/09/20

学校紹介


ここで,学校の紹介。

 『長沙富士橋日本語学校』
 住所 湖南省長沙市万家麗北路省机電聯院内
 長沙市の東側を縦に走る万家麗路という大きな道路の北部の道路沿いにある湖南機電職業技術学校の中にある。


 建物に入るとすぐに名誉校長の大石先生の大きな写真と言葉が目に入る。


事務室の入り口では和服姿の深キョンが笑顔で迎えている。

事務室は広く,私の机も大手企業の重役用の机みたいだ。

 先生方は,範校長先生,劉先生,史先生,毛先生,事務の葛先生と私の6名。

みなさんとても優しく,中国語が使えない私のことをいろいろ気遣ってくださる。

 私の担当する学生たちは,現在10名。全員2級の合格を目指して勉強している。試験は12月にあるそうだ。


そのほかに初級のクラスがあり,基本的なことを学習しているとのことだ。

<今天的漢語>我工作的地方在長沙的北辺。老們很親切。
  希望大家都能実現自己的梦想。

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