永谷元宏の「長沙日語学院 友好の輪
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福島顕二郎の長沙教師録〜未来への道が完成(文字クリック)

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2010/01/29

召陽、湘譚旅行写真


写真

2010/1/29

召陽、湘譚旅行



広東旅行から帰ってきて、今度は湖南省を巡る旅へ。

学生達の家を訪問するのだ。

まずは、召陽の街へ。

今回は、初の一人旅になった。

バスや列車の移動はもちろん1人。切符を事前に学生に買っていてもらい、長沙から無事に出発、列車で約5時間の旅になった。

移動でのトラブルもなく、召陽では0902クラスの熊さんに迎えに来てもらった。

彼女の家は田舎の方にあり、中国での農村の生活をすることが出来た。

朝は鶏の鳴き声で目を覚まし、山に囲まれた朝の綺麗な空気をいっぱいに吸い込む。

残念ながら、滞在中の天気が曇りや小雨模様だったので景色を堪能することは出来なかった。

少し寒い中であったが、日本と同じようにこたつがあったことには驚いた。

もちろん、電気ではなく、れんたんを使ったこたつである。冬の寒さをこれで越していくのである。

滞在中は、熊さんの親戚の人たちとの交流をし、生活を共にするという大変貴重な体験をすることが出来、本当に感謝である。


召陽を後にし、湘譚の街へ

湘譚では、0804クラスの成さんが迎えに来てくれた。

成さんとは、湘譚の近くにある毛沢東の故郷、湘山に観光にいった。

湘山に行く時、今までの天気が嘘のように晴れ渡る。

毛沢東の故郷だけあって、観光客も多かった。私たちも、彼らにまざり、毛沢東記念館や毛沢東の生家へ。

生家は自然に囲まれ、家の前には大きな池がある中国でも有名な観光地である。

この湘山は人口10万人ととてもちいさな町であるが、ここから、今の中国を作り上げた毛沢東が育っていったと言うことは感慨深い。

見るもの全てが美しく、勉強にもなるこの旅行はとても楽しいものであった。


湘譚に帰ると0902クラスの趙さんと劉さんが待っていてくれた。

彼女たちも湘譚が故郷である。

みんなで食事をし、次の日は、劉さんの故郷へ行くことになった。

次の日は、あいにくの雨。

劉さんの故郷には、「ほう徳杯」という中国革命から建国まで活躍した人物がいた。

彼は戦時中、将軍として活躍し、現在の中国軍隊の基礎を作った人である。

彼の故郷には銅像があり、立派な記念館が建っていた。

湘譚から田舎の方へ約2時間バスの旅。

風景はあまり見ることが出来なかったのは残念であったが、今回のこの旅行で、近代中国歴史に大いに興味を抱いたことは事実である。



2010/1/19

広東旅行写真2


写真2

2010/1/19

広東旅行写真1


写真1

2010/1/19

広東旅行


1月8日、夜11時に広東省に向け出発をする。

学生3名(0902クラスの林さん、王さん、符さん)に一緒に行ってもらうことになった。

列車に乗ること11時間で広州に到着。

列車の中で睡眠を取れるかと思っていたのだが、ほとんど寝ることが出来ずに、朝の光を列車の中で迎える。

これから10日間の旅行が始まる。広東では0802クラスの卒業生に色々とお世話になるつもりである。

まずは、花都で陳さんと呉さんに出迎えてもらい、花都を観光する。

花都は太平天国の乱の首領である洪秀全の故郷であり、乱の始まりの場所でもある。

近代中国の革命の始まりでもある太平天国の乱についての貴重な資料や展示物、その当時使用されていたものなどを博物館で見ることが出来た。

清時代の建物が残り、近代的に発展をしている花都には日系の工場なども多くあるらしい。


花都から東莞に移動する。

バスに乗ること4時間で東莞へ。

東莞では、徐さん、李さんに迎えてもらった。

東莞には0802クラスの卒業生がほとんどおり、仕事を探している。中には仕事をしている人も何人かいる。

李さんに東莞での観光案内をお願いした。

松山湖という、大学近くにある大きな湖に連れて行ってもらった。

自然豊かで綺麗な景色が目を楽しませてくれる。

この日は、天気も良く、歩くと汗ばむくらいの陽気。

みんなと話をしながら、ハイキング気分で冬の陽気を楽しむ。

広東省は湖南省と違い気候がとてもいい。冬とは思えないほど暖かい。中国でも南の方の土地だけあって、とっても住みやすい場所だと思う。


東莞市は今発展しており、町もあちこちにあるので西から東へ広い市である。

東莞にある長安という町に行くことになった。

ここでは、人材市場というものがあり、卒業生はここで職探しをしている人が多い。

長安では要周紅さん、朱文さんに迎えてもらった。

東莞には、虎門という場所がある。

清時代アヘン戦争があった場所である。

その時代使われた砲台が残り、近くには海洋記念館という博物館がある観光地である。

ここには、戦いの歴史や実際に使われた武器、資料が残されていた。

海沿いに作られた砲台にさわり、潮の香りをかぎながら、昔にタイムスリップをしてみた。

中学生の時に勉強した戦場に、今、自分が立っていることに不思議な気持ちになると同時に、感動を覚えた。


東莞から深川へ

東莞から高速バス、地下鉄、バスを乗り継いで約4時間で深川に到着。

深川で地下鉄に乗ったのだが、切符が何とプラスチック製のコイン。改札の出口で返却するようで使い回しになっているのだろう。日本とは少し違うことに驚いた。

深川では、深川植物園へ観光に行く。

植物園と言っても日本にある植物園とは規模が違う。

山の中にいくつもの植物園が点在する作りで、中にはお寺や高台があり、すばらしい景色も楽しむことが出来る。

熱帯植物はもちろん、サボテンや古代の木、薬草など様々な植物を見ながら、山を登る。

6時間かけて歩き回り、約80%の場所を見ることが出来たが、1日ではすべてを回りきれなかった。

深川では他に、海に行くチャンスに恵まれた。

中国に来て海水浴場を初めて見ることが出来た。

冬の海という感じではなく、春のような日差しがあり、冷たい海水が足をヒンヤリとさせる。泳ぐことは出来ないが、波打ち際で海と戯れてみた。

冬なのに日光浴に来ている人々が多く、海はとてもにぎわっていたことがとても印象深い。

実際、ここの気候は冬とは思えない。春と秋が一緒になったような、そんな気候である。


広東への旅行は中国の広さと気候の違い、歴史の古さと近代的に発展している街並みを見ることが出来た。どこも、それぞれの歴史の中で変わっていく。

広東は中国でも発展を遂げている場所の1つであり、日系企業も数多くある。昔から貿易の中心地として発展があり、これからも中国を牽引する省であると思われる。



2010/01/04

会話期末試験



朝の授業で時間に遅れてしまった。

私の携帯の時計も部屋の時計も時間が少し遅れていたみたいだ。

学校の階段を登っているとき、劉先生から電話があり、学生達がみんな待っていますよ。と連絡がある。

一気に階段を上り、教室へ。

息が切れそうになる。みんなにお詫びをしてから、授業をする。

みんなは、にこにこしながら、私を見ている。

気恥ずかしい。

今日で授業は終了。次の時間は会話の試験になる。

みんなの成績は良いので、良い会話の試験になるはずだ。


午後は0804クラスの会話の試験。

1人5分から8分くらいの会話の試験になった。

1人づつ会話をするのは、いつもの会話とはひと味違った感じがする。

みんな、1級試験をめざし、これからも勉強を続けていく決意を聞いて、とても満足している。


終わってみると、みんなの会話能力が上がっていることに改めて気がついた。

とても、私としても満足できる試験だったと思う。


2010/01/03

金満地へ


遅めの昼食を取って、金満地に帽子を買いにいく。

私が深めの帽子がほしかったのでみんなにお願いをして、一緒につきあってもらうことにした。


昼ご飯をいつものおばちゃんがやっている常徳の料理店にした。

チャーハンを食べていると、おばちゃんが友達になったので、自分たちと一緒に食べないかと誘ってもらった。

お腹が一杯だったので今日は遠慮させてもらった。

前回も魚料理を少し分けてもらったので、覚えてもらってとても有り難いことである。


食堂で食べていると、陳さんがやってきたので、一緒に金満地に行くことにした。

みんなも色々なお店を見て回りながら、気に入った物を探していく。

私も気に入った帽子をみつけたので、早速みんなに値段交渉をしてもらう。

私が思っていた値段より安くなり、とてもお得な感じ。

自分ではこんなに値引きできないなと思いつつ、次の商品を探しにいく。


めがねをついでに買おうと思い、色々な店を覗くがあまり良い物が見つからないので、また、次回にでも買うことにした。

みんなとの買い物は楽しい。

色々と試着してみたり、店員と話をしたり、金満地での買い物を楽しんだ。


部屋に帰ると、しょうさん、方さんも部屋に遊びにきた。

途中で買った、ひまわりの種を食べながら、会話の練習をする。

最近はよくこの種を食べる。

美味しいし、時間つぶしの手遊び、口遊びにはもってこいである。

しかし、部屋が殻で汚れてしまうのが、難点。

終わった後はいつも掃除をしなければならない。

これさえなければ、日本でも食べてみたい。

2010/01/01

元旦



あけましておめでとうございます。

今年も1年よろしくお願いします。

1月1日は良い天気。

穏やかに晴れ渡った、暖かい1日である。


昨日の夜は陳建東さんと3時間近くqqで雑談をして今日は少し遅めに起きた。

しょうさんから電話があり、一緒にバトミントンをすることに。

途中から、陳加麗さんが加わって一緒にする。

陳さんはバトミントンが上手なのでラリーが続くから、とても楽しい。

私と大体同じくらいのレベルだと思うので、気が合う。

一汗かいたところで、終了。

日本での正月のはねつきを想い出し、なんだか笑えた。

2009/12/31

今日は大晦日。



0804クラスの授業を終わらせると、学生が[今日は料理を作ってみんなで新年をお祝いしましょう]といってくれた。

今日はみんなと新年が迎えられる事が出来ることは最高のことだ。


夕方になり、みんなが部屋に集まってきてくれた。

今日の料理人は、てい玉芳さん、譚巧珍さん、い施林さんの3人。

みんなで料理の下準備をして、料理をお任せする。

スープに、炒め物に、鶏肉の煮込み料理とテーブルを所狭しと料理が並ぶ。

鶏肉の煮込み料理は譚さんのお母さんから教えてもらった、お袋の味らしい。

とても、おいしい。

湖南省の放送で、日本の紅白歌合戦の様な番組があり、みんなで見ながら、新年を迎える準備が出来た。


今日は楽しく、みんなで、こうして年が明けていくことに幸せを感じる。

新年になり、来年がまた始まる。

どのような年になるか分からないが、私にとって最高の年になるように祈っている。

2009/12/30

切符を買いに駅まで



午後の授業が終わり、0902クラスの林さん、うさん、周琴さんと一緒に駅へ。

今度の冬休み、広東に行くための列車の切符を買うためである。

林さん、うさんは私と一緒の切符で、周さんは実家に帰る切符を買うために駅へ行く。

バスに乗り、駅へ。

駅のバス乗り場から、右手のほうに歩いていくと切符売り場の建物が見える。


切符売り場は、大混雑。

1週間後の列車でも、空席がない列車が数多く見られた。

春節前の列車は大変混み合いそうだと感じる。

1つ目の窓口に並んでいたが、途中で売り切れのため、窓口が閉まってしまった。

すぐに、隣の窓口に並び直したが、待つこと、30分。

やっとの思いで切符を買った。

切符売り場はどこも長い列が出来ている。

切符も買うことが出来たので、冬休みの計画が1歩進んだように感じる。

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