永谷元宏の「長沙日語学院 友好の輪
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福島顕二郎の長沙教師録〜未来への道が完成(文字クリック)

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長沙日語教師録  
「コメント」



  
     

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2008/03/24

中国の家


招かれて、何軒かの中国人家庭へ。
学校の宿舎は とても古くて 色々不便も多く、これが中国の家かと思っていたら、とんでもない。
どの家も外観は古くても、一歩中に入れば 素晴らしく モダンで ハイテク。
日本の家のように、いろいろな物がなく、とてもさっぱり片づいていて、見事に美しい。
どの家庭でも夕飯をご馳走になったが、医食同源に適った食事は おいしいだけでなく、体にもやさしい。
大皿、大鉢に盛られた料理を、皆で分け合っての食事は合理的でもある。
ある家では 夕食時に帰ったご主人が、下ごしらえの出来ている料理を 次々仕上げて、、、。
いつも感じることだが、中国の男性はやさしい。
料理だけでなく、事あるごとに 積極的に 女性の力になっているのを よく目にする。
学生の70〜80%が 若い女の子なので、
「皆、幸せね」と言うと
「そうかしら〜」とあまり気付いてない様子。


2008/03/23

CDとDVD


rainのフアンだと知った生徒が「先生、CD買いに行きましょう」と誘ってくれる。
ビルのどこにも小さな本屋がびっしり、そしてCD、DVDを売る店もびっしり。
皆で探しまわってくれて 手に入れたCD1枚17元(289円)DVD1枚8元(136円)
もちろん海賊版。でもちゃんと聞ける。見られる。
こんな値段でいいのかなあと不思議。
日本のことを思うと、中国は食べ物も安い。
めちゃおいしい肉まんじゅうが、一個1元(17円)日本のすくい豆腐のようなおいしい豆腐が、2丁分くらいで5角(9円弱)。
野菜は3元も出せば、食べきれない。
朝早くから、2元、3元で食べられる 店も軒並み。
人口が多くて 生きていることを 実感する国。


2008/03/23

日本語コーナー(茶道)


今年から 新設された 日本語コーナー。
第一回目は茶道を。
日本から抹茶、羊羹は持参したが、
果たして何人くらい集まるかが分からず、
羊羹は人数見てから切ることに。
驚いたことに、60人余。
2本の羊羹は少し小さいお茶菓子になったが、みんなおいしいと喜んでくれた。
「みんなの日本語」34課の会話「するとおりにしてください」を引用して、
お菓子を食べてから抹茶を飲むこと、
そして次に抹茶の飲み方の説明を。
その後、実際に抹茶も立ててもらう。
皆泡立てるのに苦戦しながらも、興味津々楽しんでいる。
約1時間ほどで終了。
おいしかった!おもしろかった!の声に、ホッとする。
2週間に1回の日本語コーナー、次回は詩舞。
日本を離れて以来練習していない。
少し準備を、、、。




2008/03/23

授業その4


少し前、劉先生から「みんなの日本語」1週間に1課くらい進むことと、
もう少しゆっくり話すこと(特に、初級後半の07−03クラスは)を指摘された。
その指摘ではじめて自分の思い違いに気付いた。
私の担当は、会話を中心に「みんなの日本語」を教えるることではなく「みんなの日本語」本冊をそのまま教えることであり、文法、聴解、読解については、他の先生が別な本で教えていらっしゃるのだ。
それで、何となく今までもやもやしていた問題が解決。
ゆっくり話すことについてはしっかり反省しなければ。
いくら生徒を思って一生懸命授業をしても、聴きとれていなくては何にもならない。
普段から早口だから、しっかり気をつけよう。
それに忘れていたことがもう一つ。
ヤマサの養成講座でいつも教えられた未習語彙。
乱発していた。
明日からはくれぐれも気をつけて、ゆっくり、わかりやすく、話すように。
早い段階で教えていただけてよかった!



2008/03/22

買い物


買物は、最初は応答の要らないコンビニ、スーパーだけ。
でも次第に学生たちに教えてもらって、一人で買い物できるように。
「肉まんじゅう 2個ください。いくらですか」と中国語で聞いて、2元払ってOKだった時には、ヤッタ―と叫びたい思い。
他に、トイレはどこですか、家であなたを待っています、どうぞよろしく、いいえ結構です要りませんetc
学生達が喜んで教えてくれる。
発音がいいと褒めてみたり、少し言えればすご〜いと驚いたりして、じょうずに教えてくれる。
皆本当に優しくて、買物に同行を頼めば即OK。
皆で両脇をかためて守ってくれ 、必要なものはとことん探してくれ、品物はどんな安い物でもしっかりと点検し、荷物は必ず持ってくれる。
本当に本当に勿体ないほど。
先輩達が「帰りたくなくなるよ」と言われたのも 頷ける気がする。学生の皆さんありがとう〜〜〜〜〜。

2008/03/22

風呂


宿舎の風呂は、上からヒーターで暖めながら湯を浴びてのシャワー。
しかし、部屋は寒いし、慣れてない身にはとても寒くて無理。
毎日熱湯で体を拭くけれど、洗髪が難しい。
そんな時、範先生、劉先生に近くのスーパー銭湯のようなところへ連れて行って貰う。
久しぶりに充分な湯を浴びて洗髪、そして体を洗う。
長沙の生活にも少しずつ慣れ、ホッとすると同時に少し疲れもでてきたかなと思っていたけれど、
そんな疲れはいっぺんに飛んでしまうほど気持ちよくさっぱりする。本当に本当に有難うございました。

ふと傍にあった体重計にのってみたら、51kg。
え、どうして? 日本では努力しても絶対得られなかった理想体重。
食事は進んでいるし、体調良好(日本からの風邪さえ治っているのに)なぜ?
考えられる原因は一つ。
学校は大学の建物の5階。毎日、たどりつく頃には
ハア ハア。
一日に3往復することも。これが効いてるのかな〜。
でも、なにはともあれ、ラッキー!!

2008/03/20

中国の優しい人たち


先月無事長沙に着いたとはいえ、実は少しハプニングもあり。
でも、いずれも中国の人たちに助けられることで、楽しいスタートを切ることが出来た。
先ず虹橋空港で、長沙行きの飛行機が1時間遅れで出発。
案内がなかなか出ないので、近くの二人づれの奥様らしい人に切符を見せ聞いてみる。
あれこれすったもんだの後、何とかここで待てばいいことが分かり、飛行機が出るまで雑談。
彼女は少し英語が出来るので、片言の中国語、英語、日本語で、こんにちは、さようなら、ありがとうなど教えてあげる。
とても喜んでくれて、彼女が出発する時には係員に、私を長沙行きの飛行機に乗せることを、しっかり頼んでいってくれる。
そんなこんなでやっと長沙に着いてほっとしたところ、今度は出迎えの範先生が見当たらない。
5〜6分待ってもダメ。
こんな言葉の分からないところで、どうやってホテルを探したらと一瞬あせって、
傍にいる係員に、思わず覚えていた中国語で、電話、電話を連発したら、彼はやおら自分の携帯を取り出して貸してくれ、私に代って掛けてくれた。
近くで待機していてくださった範先生と劉先生が飛んできてくださって、一件落着。
見ず知らずのものに、本当に皆さんありがとう。
その後も、範先生、劉先生、文先生、黄先生、夏先生、二へ先生、王先生、そして何人もの生徒たち、と
本当に本当にたくさんの人たちに暖かく、暖かく守られ生活している。心から心から感謝!!

2008/03/18

小鳥の声で目ざめ、騒音の中で眠る


朝6時過ぎ、必ず小鳥が鳴きはじめる。
ホトトギスなのか、ホーケチョケチョ、時にはピッピッピーと。
ひとしきり鳴くと朝食に出かけるのか、声が遠ざかって行く。
ここは大学の構内、大きな木も多くて、鳥の巣があるらしく、毎日の日課。
雨の日も休まず、少し暖かくなってきた今日この頃はとても元気が良くかわいい。さわやかで幸せな朝。
7時すぎると、今度は大音響で校内放送。
ほとんどが歌。でも、とにかく大きい。なぜこんなにと思うほどに。
そして夜になると、隣り合わせた近所の騒音、どうも夫婦喧嘩かな、と思われる声さえも。
とにかくどれもどれも大きい。
でも幸いなことに、眠い時には眠れる性質なので、そんな騒音のなかベッドに入り、いつしか眠りに落ちていく。

2008/03/18

授業その3


何日間かの授業から、会話だけでも復習をと考え、
劉先生にも相談のうえ、どのクラスもおさらいをしていたけれど、
今日、あることに気がついた。
06−04のクラスはもう2か月もすれば卒業。
生徒たちはぼつぼつ就職試験を受けたりし始めている。
急きょおさらいは後にして、ビジネスマナーを。
皆目の前のことだから、真剣。
それでなくても、朝5時から起きて勉強、簡単な朝食、そして又勉強、と本当に頭が下がるほど皆よく勉強している。こちらが教えられる思いで、私も中国語頑張ろうと思う。
買い物が自由にできるためだけではなく、生徒たちに教えやすくなるためにも。

2008/03/17

授業、その2


作文での間違いは、先ず助詞の(が) と (を)。そして(に) と (で) と (へ)。
次に、形容詞の使い方、漢字(中国語をそのまま)、丁寧体と普通体の取り交ぜ。
そして難しいのが、(こ、そ、あ、ど)。
現場指示は皆理解しているが、文脈指示が難しい。
でも説明することはもっと難しい。
なんとか分かりやすく教えてあげられたらと、NICKY(ヤマサ日本語教師養成講座のお仲間)に救いを求める。
早速、何人かから救いの手が。
皆一生懸命に教えてくださって、本当に本当に感謝。
NICKYを立ち上げてくださった神谷さん、そしてやさしいNICKYの皆さん、ありがとう!

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