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2008/04/07 中国料理その2 |
劉先生の話によると、長沙は特にだそうだが、冬でもよく菜っぱ類を食べる。 八百屋には、クウシン菜、チンゲン菜、ホウレン草、菜の花、ニラ、緑の白菜、みつば、その他10種類以上もの緑の濃い野菜が並んでいる。 暖かくなったつい先日からは、ペンペン草も束にして売っている。結構買っていく人があるのでどうやって食べるのかなと思っていたら、劉先生の説明で納得。 3月3日は、このペンペン草を薬草として摂る習慣があるとか。 旧暦の3月3日は、利尿、解熱、止血に効く、このペンペン草を煎じて、卵、棗、その他を入れてスープを作り飲む日、だそうな。 食にこだわる中国らしい習慣。 野菜は、先ず油を使って炒めることが多いので、油は日本に比べると、びっくりするほど大きなペットボトルで売っている。 学生たちに作ってもらうようになって納得。 日本人のまず3倍は使う。 そうでないと、確かに中国料理らしいおいしい味にならないようだ。 女の子で料理が出来ない子が結構あるのに、男の子はほとんど料理が出来、しかもじょうずである。 これも日本とちょっと違うかな。 |
2008/04/07 授業、その6 |
授業の初めには、毎回必ず2〜3人ずつ トピックスあるいは自分の考えを発表することを、最初の頃から 続けている。 日本語上達には、とても有効な方法だと思っていた。 ところが、先日1人嫌がる生徒がいた。 無理強いになってはと思い、また今度ということで先へ進んだが、とても気掛かりだった。 いくら良い方法でも、生徒の負担になっているのでは 何もならない。 でも次の授業で、みるまに心は晴れた。 彼女は、その日、発表の準備が出来ていなかっただけで、今回は、進んで明るく発表してくれたのだ。 よかった!よかった!発表はこれからも続けよう。 何ヶ月か後には、きっと彼らの力になっていると思う。 |
2008/04/04 清明節その1 |
4月4日〜6日は、清明節(日本のお盆のようなもの)で連休。 ほとんどの学生が故郷へ帰る。 従って、前日の午後から 生徒がぐっと減る。 07−04(初級クラス)は40人が22人に。 07−02(やはり初級クラス)は20人が1人に。 07−03(やはり初級クラス)は8人が2人に。 その為、午後からの授業は 全部まとめて合同でやることに。 一応どのクラスも「みんなの日本語」を30課までは習っているので、少しでも習った文型、単語を使う機会を増やそうと、次のような教室活動を。 今、何が一番欲しいですか。それはなぜですか。 今、どこへ一番行きたいですか。それはなぜですか。 今、何が一番やりたいですか。 将来の夢は 何ですか。 皆、真剣に考え、辞書を引き、友達に聞いたりもして書き、そして順次前に出て、発表。 07−04は一番人数も多く、しかも初めてのクラス。様子がつかめず心配したが、熱心な彼らの勉強態度に助けられて、スムーズに進行。 丁度時間内に、最後の発表が終わる。 1クラス内でも レベルの差は かなりあるが、皆互いに助け合って まずまずの発表を。 少し上達している学生などは、どんどん自分の発表を膨らませて、かなりな話をする。すばらしい! 3クラス合同 しかも25人、こんなのは初めて。 でも、何とか皆それぞれに力を出してくれたのが見られ、うれしかった。 |
2008/04/03 エイプリル フール |
4月1日、エイプリルフール。 ここでも記念日として楽しむようで、朝から、あちこちで笑いが渦巻いている。 私も「先生、背中に何か変な物がついてますよ。」と言われて、慌てた。 彼らには「今日の授業は中止!、今から遊びに行きましょう!」とやったけど、すぐ見破られてしまった。 部屋に戻ると、あまり知らない生徒から「エイプリルフール、おめでとう!」のカードが。 娯楽が少なく 勉強、勉強の毎日。学生達は 小さなことにも喜びを見つけて、楽しんでいる。 私自身、日本では読めなかった 金田一春彦著「日本語」(日本語教師必読の書と言われている)をやっと読めるようになっている。 日本では 新聞を読むのさえやっとだったのに、ここでは何故か時間がある。 掃除、洗濯、炊事、etc、一応皆こなしているのに、テレビその他に時間を取られないせいだろうか。 全世界 1時間は同じ、そして一人一人に与えられている時間も。 何気なく過ごしている毎日だけれど、時間の使い方って 大切! と改めて感じる。 |
2008/04/02 春告げ鳥? |
毎朝鳴くのは本当にホトトギスだろうか。 ホーケチョがこの頃ホーケキョにかわって聞こえてくるけれど。 そして3月の初めころには6時過ぎに鳴いていたのが、3月の終わり頃からは、確実に6時前に鳴くようになっている。 しかも時間も長く、楽しげに2〜3分鳴いてから遠ざかる。 自然と一体で生きている鳥たちにとって、春は確実に近づいているのだろう。 小鳥の声に続いて7時過ぎからは、変わらず大音響の構内放送。 延々と歌が続く(時々日本の曲も、もちろん中国語で)最初は驚いた大音響だけれど、今は聞き慣れて、聞こえなければ淋しかったりする。 日本へ帰ったら、多分つくづく懐かしむことに。 |
2008/04/01 毎日の食事 |
この1か月の間においしいお店をいろいろ教わった。 ワンタン、ラーメン、チャーハン、肉まんじゅう、餃子、豆腐、焼き立てパン、そして安くておいしいレストランに学生食堂。 時々学生がやってきて作ってくれる食事や、範先生たちにご馳走になる凝った料理もめちゃおいしくて、ついつい食べ過ぎる。 少しずつ買い物もできるようになって、、おいしいものには手が伸びる。 理想体重に喜んだのもつかの間、もう危ういかなあ〜 でもやっぱり、おいしいことは 幸せ! |
2008/04/01 時の流れは、ゆったりと |
1か月は あっと言う間に 過ぎたけれど、 1日の流れは ゆっくりとしている。 分刻みで行動する日本と違って、何故か時間に追われない。 昼休みも2時間20分あるので、みな昼寝をしてから 午後の授業を受けている。 毎日の生活は 不便で 手間が掛るはずなのに、このゆったりした時の流れは 一体なんなのだろう。 |