永谷元宏の「長沙日語学院 友好の輪
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福島顕二郎の長沙教師録〜未来への道が完成(文字クリック)

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長沙日語教師録  
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2008/05/03

ゴールデンウイーク3日目、、、岳麓山へ


07−04(初級クラス)、08−02(初級クラス)の学生3人と、バスに乗って15分、岳麓山へ。
入場料15元を払って、山を登り始める。
ゆっくり、ゆっくり、日本語の勉強をしながら、1時間くらいかけて頂上へ。
ここには、長沙のテレビ塔がある。
空気のせいか少し霞んでいるが、ゆったり流れる湘江の向こうにはビルが立ち並び、180度の雄大なパノラマは素晴らしい。
暑い日なのに、時折冷たい風が頬をなで、身も心も洗われる思い。
写真を撮ったりしてゆっくり休んだ後、今度は別な道から山を下りる。
途中には、野鳥園があったり、湖水に睡蓮が美しかったりで、やはり1時間ほどかけて麓へ。
麓には湖南師範大学があり、見事に大きな毛沢東の像が学生たちを見守るようにそびえ立っている。
湖南では1番有名な大学と言われているだけに、規模も大きく、周りにはにぎやかな学生街も。
その1角で、日本のお好み焼きのようなものを買い、昼食がわりに歩きながら食べて、バス停まで。
13時には帰宅、シャワーを浴びて一休み。
今日も良く歩いて、気持ちのいい時間だった。

鹿児島市日中友好協会、大石さんより、メールが入っている。
歩行街にある、辛亥革命の志士、黄興の銅像について知らせてくださる。
以前、気になって学生に聞いたことがあるけれど、何も分からなかった。これで少し解明。
日中友好協会HPには詳しいことが載っているとか。それに彼の墓が岳麓山の頂上近くにあるとのこと。 
え、なんという残念なこと。
今日せっかく近くまで行ったというのに。
長沙市民の誇りと言われる彼の墓、見ておきたかった。

2008/05/02

ゴールデンウイーク2日目、、、買い物に


CD、DVDを買いに定王台(本屋が集中しているところ。本屋でCD、DVDも売っている)へ。
07ー02(初級クラス)の3人と。
あちこち見て回り、レインと東方神起のDVDを見つけて、1枚づつ買う。
海賊版ではないのに、合計63元(1071円) ええ〜こんなんでいいの〜。でもうれしい〜。
彼女たちは本を買って、次は歩行街へと足を延ばす。
白いチャイナ風のブラウスを1枚と白いサンダルを1足買って、これも合計で340元(5780円)
日本だったら靴1足も買えないのに〜。
楽しい買い物の後は、昼食。
彼女たちの間で人気の店である、四喜じゅ福堂へ。とても混んでいる。
私は(野菜と豚肉)入りのお粥とアイスクリームを。
彼女たちはチャーハンやうどん、そしてアイスクリームを。おいしかった!
今度、日本のお仲間とも来られるように、店の名前をしっかり覚えておく。
ところで、トイレを借りたけれど、こんな大きな店でもトイレにペーパーは置いてない。
やっと慣れてきたので、ティッシュペーパーは持参。
でもどうしてなのかな〜〜。

写真は歩行街のシンボルである、革命戦士の銅像の前で。

2008/05/02

小鳥たち


3月の初め頃には、6時過ぎに鳴き出していた小鳥たちが、3月の終わり頃からは、6時前に。
そして5月になる今日この頃は、5時過ぎには、もう鳴き出すようになっている。
やはり、しばらく囀ると、どこかへ遠ざかっていく。
大きな木が多いから、幸せなんだろうと思う。
大きな木と言えば、宿舎への道から見上げると、もう大山木の花が開きかけている。
日本でもお寺などにはよく植えてあるが、大きくなる木なので、家庭ではあまり見かけない。
ここには3本も並んで植えてある上、枝も垂れてきているので、花をよく眺めることが出来る。
調べてみたら、中国名は` hehua yulan。
花芽がいくつもあって、しばらく楽しめそう。

2008/05/01

ゴールデンウイーク1日目、、、湖南省博物館へ


今、博物館は、入場無料サービス中。
一日、5000人が無料入場できる。通常は50元必要なのが無料なので、いつもすごい人らしい。
07−02(初級クラス)の学生に誘われ、朝7時、総勢10人で学校を出発、7時半から博物館前で並ぶ。
今日は5月1日、ゴールデンウィークの初日とあって、もう100人以上の人が並んでいる。
3時間近く待って、やっと入場。
でも3時間、待つ甲斐あり。
2000年前のミイラ、それが納めてあった棺、そして調度品の数々。素晴らしい展示。
何よりすごいのは、保存の良いこと。
まず20メーター地下に、保存のためのあらゆる方法を駆使し、棺もいくつも重ねて保存してあったらしく、発見された時には、今よりも、もっと完全だったとのこと。
とはいえ、ミイラ、衣類、その他の調度品は、今でも驚くほどにきれいな姿で並んでいる。
どうしてこれが2000年前のものと思えよう。
多くの人に揉まれ、時間の制限もあって、ゆっくりはできなかったが、なんと素晴らしいものを見ることができたことか。
2000年昔に、これほどの技術を持つ、中国の偉大さを改めて知った思い。
07−02の皆が誘ってくれたことに感謝。
博物館を出たのが11時半。
平和堂に寄り、米、カレールウを、そして学校近くで肉、野菜を買って、私の宿舎でカレーライスを作る。
おいしいと聞くのに、食べた事がない生徒も多く、かねてからの約束。
簡単に、出来るのに、評判は上々。
それに、今日はおなかもぺこぺこで、本当においしかった。

博物館でインド系の若い人たちに出会った。
聞いてみるとパキスタンの学生で、中国語を勉強に来ているとのこと。
英語で質問したのに、英語に加えて「学生です」と中国語でも答えてくれた。
私を中国人と思ってくれたらしい。



2008/04/30

初めて一人で湘江へ


思いがけない断水で、4月30日(水)が急きょ、休校となった。
したがって、5月1日から4日までのゴールデンウィークが5連休に変わった。
ほとんどの学生は故郷へ帰って行った。
急に授業もなく、一日何の予定もないので、思いついて昼から湘江へ。
初めて、学生に頼らず一人で出かけてみる。
偶然、広場で祭典をやっている。
いつも広場で練習している人たちの、発表会に似たものらしい
何とうまい巡り合わせ。
早速真ん中に陣取って、と言っても、良いかどうか分からないので、隣の人に「ここ座ってもいいですか」とゼスチャアで聞いてみる。
最初は何か言っていたけど、そのうち、可以、可以(いいよ、いいよ)と。
何時から?と時計を指して聞いてみると、3点(3時)からと。
これは中国語でもよく解った。
まだ1時間もあるので、トイレへ。
隣の人にも、ちょっとそう言って席を立つ。(中国語で言ったけれど、通じたかどうか)
確か、さっき標識を見かけたと思い、矢印に沿って歩いてみるが、なかなか見つからず、3倍くらい歩いて、やっと見つけることができた。これも中国ならではと思う。
公園のトイレは汚いからと敬遠していたのに、ここは高級レストラン並みにきれい。
管理されている所はこんなにも行き届いているものか。これも中国ならではと感じ入る。
元の場所に戻ってみると、隣の人がちゃんと場所を確保していてくれて、座れ、座れ、と。
3時10分いよいよ開始。
それから、写真を撮ったり、見とれたり、と1時間は見る間に過ぎていった。

大音響の歌と踊りを目の前にして、なぜか急に、「ああ、今、中国にいるんだ」と言う思いが胸に迫ってきた。


2008/04/30

中国のお茶


中国の人はお茶に限らず、よく飲み物を口にする。
それに、水道の水が飲めないせいか、どこへ出かけるにも、ペットボトルの水が必需品。
家庭や店で出されるお茶は、日本のお茶とは随分違っている。
茶葉は似ているけれどまるで薄くて湯に近いものが出される。
そう言えば、皆お茶より湯を、よく口にしている気がする。
そしてもう一つ驚くのが、茶葉が漉してないこと。
飲めば当然口に残る。どうにも飲みにくいものだけれど、中国ではこれが習慣で、皆上手に茶葉をよけて飲んでいる。
学生に、日本から持ってきたお茶を出すと、その色、香り、味、そして漉してあることに驚く。
おいしいと言う学生が多い。
遠慮して?それとも本当においしい?


2008/04/30

長沙の天気は変わり易いその3


今年は、50年ぶりの大雪があったほどの異常気候。
そのせいか、先輩から、ここ長沙は3月の終わりには30度近いと聞いていたのに、とんでもなかった。
4月の終わりになって、ようやく本格的な暑さに。
部屋の窓を網戸にしたり、布団を薄くしたり、昼間には半袖でも暑いくらいに変わってきている。
今日、初めて扇風機(天井で大きなのが回る)のスイッチを入れてみる。
ゆっくり回るのに結構涼しい。
寝室のエアコンも試してみる。
電池を入れ替え、25度に設定し、ONにしたら、やった〜涼し〜い!
これで、これからの半端じゃないといわれる長沙の暑さにも、耐えられそう。

2008/04/29

断水


今日の授業は、8時からの1コマだけ。
授業が終わり、トイレに入ってびっくり。
後始末がしてない。
次の所も、また次も。
よく聞いてみると、どうやら断水らしい。
学生の一人が、「先生の宿舎はまだ大丈夫だと思うから、早く帰って水を汲んでおいた方いいです」と教えてくれ、手伝いについて来てくれる。
台所とふろ場に、バケツで汲み置きをして、ほっとする。
でも昼近くまで、きれいな水が出るので、やっぱり宿舎は別かなと思っていたら、とんでもない。突如、茶色い水が。
手を洗うのもどうかなと思うほどの色で、動き始めていた洗濯機の中身が茶色に変身。
慌てて、汲み置きした水で手洗いをすることに。
なんだか懐かしい思いで、ジャブジャブ手洗いを。
昼食の準備もあきらめて、あるもので食べようと思っていたら、今度は又、いつの間にかいつものきれいな(と言っても飲めない)水に。
どうなってるのかな。でもとにかく嬉しい。
水がないとは、何と不便なこと。
改めて、いつもの当たり前な毎日に、感謝を。
そして、日本のきれいな水を懐かしく思い起こす。






2008/04/28

夜の湘江


夕方7時半、07−04(初級クラス)の学生7人と湘江(川沿いに小公園がどこまでも続いている)へ。
暗くなって出かけるのは、初めて。
昼間のあの美しいバラは見ることができないけれど、ここかしこに電飾が輝いて、船の上では大型スクリーンでオリンピックのP.R.も。
あちらこちらの広場で、ダンス、ローラースケート、二胡など、そして砂場、遊技場では、小さい子供たちも遊んでいる。
特にダンスは、社交ダンスから、ジャズダンス、民族舞踊に至るまで、たくさんの人が集まって楽しんでいる。文字通り、若者から、中年、老年に到るまで。
中国の人たちが、こんなにも楽しみ上手なのを改めて知る思い。常に大声で歌っているのもその流れなのか。
あちこちでダンスに加わり、ゴーカートに乗り、砂場で遊び、2時間ほどをゆっくり楽しんで帰る。
思いがけない中国の一面を垣間見た思いの、楽しい夕べ。
夜食にお粥を食べて、門限の10時半までには全員学校へ戻る。

2008/04/28

麻雀


ひと昔前、日本でも麻雀は流行っていた。
大学へは、勉強ではなく、麻雀の相手を探しに行く、などと言われたりもした。
でも今は、すっかり影をひそめ、学生の間でも麻雀の言葉は聞かれなくなった。
だが、ここ中国で、麻雀は根強い。
あちこちに店があり、あるいは道路沿いにテーブルを出して、そこかしこで麻雀が楽しまれている。
もちろん、女性も多い。
話の様子では、お金も掛けてあるようで、、。

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