永谷元宏の「長沙日語学院 友好の輪
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福島顕二郎の長沙教師録〜未来への道が完成(文字クリック)

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長沙日語教師録  
「コメント」



  
     

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2008/07/03

2008年上学期、会話総集編としてのテスト


会話テスト。
07−02(初級クラス、20人)、2時間。
07−04(初級クラス、44人)、3時間。
時間はしっかり割り振って始めたものの、自分からどんどん話してくれる学生も多くて、20〜30分オーバーしてしまう。
採点は、文型、イントネーション、あいづち、会話の流れを中心に。
あいづち、会話の流れについては、ほとんど問題ないが、文型はやはり難しく、レベルの差がかなりでる。
それでも、短期間のうちにここまで話せるようになっている彼らに、改めて感服。
夏休みも、ほとんどの学生が、日本語能力試験に向けて、本腰を入れるつもりでいる。
まったく、中国の若者からは、学ぶことが多い。

他に文法、読解、聴解とすべての試験が終わり、昼からは、8人ほどが部屋の大掃除の手伝いに来てくれる。
私たちが郵便局へ荷物発送に出かけている2時間間程の間に、誠に隅々まできれいにしてくれて、本当に感謝。
特に台所の油汚れは、大変だったと思うのに、頭を下げてお礼を言うと「そんなこと言わないでください。たくさんお世話になったから、するべきです。」と。
本当に、本当に有難う。
少しおしゃれなレストランで夕食をご馳走してから、皆で湘江へ。
丁度、幼稚園児の卒園記念イベントが行われている。
小さいのにうまい!かわいい!
2時間ほど見とれてから、時折上がる花火と色が変わっていく橋のイルミネーションを楽しみながら、学校へ戻る。

2008/07/02

お別れパーティその2


07−02(初級クラス)の会話テスト終了後、そのままお別れパーティが始まる。
まず皆で感謝の言葉を伝えてくれてから、寄せ書きのノートをプレゼントしてくれる。
一人、一人写真、プロフィール、住所、電話、メールアドレスも入って、日本語でお別れの言葉が書いてある。なんと嬉しいプレゼント。
簡単に挨拶をしたけれど、やはり言葉にならなくて。

担任の先生も一緒に、日本の歌、中国の流行歌、民族音楽etc一杯歌って、そして記念撮影で楽しむ。

日本へ帰ったら、ノートをひらいて、ゆっくり思い出をたどろう。みんな、みんな、ありがとう!



ー帰国予定ー
7月13日(日)夕方、日本へ帰国の予定。
今日、明日(7月2日、3日)で、担当クラス(07−02クラスと07−04クラス)の会話のテストが終わり、採点を済ませば、学校での任務はすべて終了。
学生の何人かに応援を頼んで、部屋の後片付け、大掃除をきちんと済ませ、7月5日にはここ長沙を発つ。
そのまま帰国する予定だったけれど、たぶん、もう二度と来られない中国、この機会に少しでも見ておこうと、元、旅行ガイドの学生(以前貴陽へ案内してもらったホウさん)に今度もお願いして、鳳凰、張家界へ旅することに。
そして7月13日には張家界から上海を経て、日本へ。
ここまで病気、怪我もなく無事過ごさせてもらえたことに感謝。もう少し守ってもらえるよう祈って、最後の一瞬まで中国を知る旅を。

2008/07/01

お別れパーティその1


07−04(初級クラス)の最後の授業は、学生たちで企画してくれたお別れパーティになる。
呼ばれて部屋に入ると、皆、両脇に並んで出迎えてくれ、日本語で「幸せなら手を叩こう」の大合唱。
それだけで、もう胸が一杯に。
「何か少しでもお役に立てば、とここまでやって来たのに、反対に、私の方がみんなから温かい心を一杯もらってます。本当に有難う」と言うのが精一杯。言葉にならない。
ゲーム、歌、ダンス?、そして担任の先生も引っ張りこんで盛り上がり、たくさん写真撮影も。  
楽しかった!
みんな、みんな本当に有難う!!

2008/06/30

中国料理その8


07−04(初級クラス)の学生から、電話あり。
「夕飯作ります。何が食べたいですかー」と。
彼女の餃子がおいしいことをはっと思い出して所望。
クラスメート6人とテーブルを囲む。
空心采炒め、トマト卵焼き、にんじん炒め、ジャガイモ炒め、魚煮つけ、にら餃子が並ぶ。
魚と餃子は特においしかったー。
暑い日なのに調理本当にご苦労様。ごちそうさまでした〜。感謝で〜す。

明日の最後の授業は、お別れパーティ式にと、楽しいゲームを皆で考え、やってみる。
お酒など入ってないのに、みんな乗り乗りで盛り上がる。若いってことはそれだけで楽しく、すばらしい。

2008/06/30

近づいてきた別れの日


明日は最後の授業。そして翌日、翌々日とテストがあり、それが終われば夏休み。皆一斉に故郷へ帰っていく。
私の任務も、テストまで。そして、皆とお別れ。
もう2〜3週間前から、なんだか落ち着かないような切ない気持ち。
4ヶ月は夢のように過ぎて、私は抱えきれないほどの宝物を手にして、佇んでいる。
毎日、ノートに日記を書いたけれど、それを辿るまでもなく、1コマ1コマがしっかり浮かんでくる。

学生たちに心から感謝したい。
温かい心をたくさん、たくさん有難う。忘れません。

2008/06/28

中国料理その7


07−03(初級クラス、今月卒業)の学生から電話があり「クラスメートと一緒に遊びに来てください」と。
朝8時、07−03クラスメート4人と出発し、バスで1時間余。大きな木の茂るさわやかな道を通って彼女の家へ。
ご両親揃って迎えてくださり、昼食だけでなく夕食までもご馳走になって、楽しい1日を。
料理はやはりご主人が。但し、下ごしらえは、奥様。
おいしかったのが、hongshaorou(毛沢東が好んだ肉料理)。独特の香辛料とニンニクを入れ、2〜3時間煮込んで作られたとか。いつか学生に作ってもらったときは簡単だったけど、作り方も方もいろいろあるもよう。作り方を書いてくださり、香辛料もいただく。
お母さんはとても若々しく明るい方。二度目の訪問を心から喜んで下さり、名残を惜しんでも下さる。

お母さんにも浴衣を着せて差し上げ、記念撮影を。


2008/06/29

中国料理その6


06−04(中級クラス、5月に卒業)の学生から電話があり、部屋に来て料理を作ってくれる。
ところが実際に作ってくれたのは、一緒に来た友達の男性。 昼食だけでなく、夕食までも。
とても手早くて、一人で見る間に5〜6種類を。
魚の蒸し煮、豚肉とねぎと落とし卵のスープなどは、あっさりしていて、日本料理かと思うほど。
おいしい!
昨日学生が残していった材料の春雨があったので聞いてみたら、ちゃんと1品になって出てきた。すごい。
どうして中国の男性は皆こんなに料理がうまいの?
私が出会った人が偶然皆そうなの?

二人に浴衣を着せてあげて、記念撮影を。



2008/06/26

07−03(初級クラス)卒業


07−03(初級クラス)がとうとう卒業。
最後の授業である会話テストの後、紅茶とお菓子で乾杯を。
皆の1年の思い出は、やはり、「いい友達と楽しかった」と。
素直で明るく楽しいクラスだった。何か胸につかえていることがあっても、このクラスに来るとほっとしたことを思い出す。
卒業後は、皆仕事に就く。辛いことも増えるだろうけど、加油!(がんばれ!)日本語能力試験もね!

思いがけず、皆からプレゼントをもらう。
四葉のクローバーのペンダントとブレスレット。
皆にとっては貴重なお金なのに、と思うともったいなくて、、、大切にします。


2008/06/26

学生達その5


授業前の発表、最初は、皆恥ずかしがったり、嫌がったりするのかなと心配したのに、とんでもなかった。今では、一人一人の発表から、4〜5人での寸劇になったり、朗読劇になったり、思いもかけない方向へ発展している。
何より皆が自発的に楽しんでくれるのが、うれしい。
昨日は07−04の寸劇 ーある日系企業の面接場面ー
今日は07−02の朗読劇 ー鶴の恩返しー
いずれも素晴らしい。
こんな力を皆隠し持ってるんだ、と改めて驚かされる。
やっぱり、若いって、素晴らしい!!

2008/06/25

長沙市老干部活動中心


3週間ほど前、何先生に誘っていただいた、長沙老干部活動中心(退職公務員活動センター)のダンス練習場へ、今日、再び出かける。
何先生の妹さんご夫妻は、ご主人の調子が悪く、今回は欠席との話だったが、私が日本へ帰ってしまうと聞き、又わざわざ来ていただけたとのこと。感激!
ご主人のリードはやはり素晴らしく、又楽しいひと時を。慣れてきたせいか、進歩が早いと言ってほめていただく。
楽しい時間はあっという間で、くれぐれも健康をお祈りしてお別れすることに。

夕方6時から、07−04の学生たちが夕飯を作りに来てくれる。
今日は魚料理が2種、へちまのスープ、トマト入り卵焼き、ナスとピーマンの炒め、ニンニクの茎と肉の炒め、ピーマン入り卵焼き、湯葉の漬物風、それにかわいい丸い餅の入ったデザート。
魚は、広東料理と湖南料理で、まったく違う味。
お世辞じゃなく、どちらもそれぞれの味で、本当においしかった!
初めて口にするデザートは、別腹でいただく。
最近はっと気付けば、どうもお腹が出てきている感じ。
せっかくスリムになったと喜んでいたけれど、こんなに毎日おいしいもの作ってもらっていると、痩せるのは無理かな〜。


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