2005・12・17(土)小雨模様の天気のなか、『鹿児島で世界を語ろう』というキャッチコピーのもと、今年も第11回(鹿児島市日中友好協会としては2回目)外国人によるスピーチコンテストが,今回は荒田の(サンエール鹿児島)にて開催されました。
写真はアルバムで紹介します。(ここをクリック)
今回の出場者は予選会(12月10日)に赤塚学園にて行われた25名の中から選ばれた11名で行われました。
昨年に比べ予選参加者が半分ぐらいに減り心配しましたが内容的には大学生中心の内容の濃いものでした。
昨年は高校生、特に中国からの女子高校生が多く若い大会でした。また、一般の市民外国人も参加されバラエティだったのに比べ、なんとなく大学主催の弁論大会の感がしないでもありませんでした。
特別な理由でもないようで各年によりそういった差があるようです。
審査員の方からの提案がありました。 「出場者の方の一方的な発表に終わらず、話し終わった後、審査員から、その出場者に、ひと言か,二言日本語で、質問をして、答えてもらう。そのやりとりも審査の一部としたらどうか?」ということでした。
終わってから交換(交流)パーティの席で、出場者の数名に、そのことを質問したところ、「とてもいいことだと思います。私たちも、会場との距離をなくす、そういった方法は大賛成です。」ということでした。来年への課題にしたいとおもいました。
もう少し発想をすすめて、こんなのはどでしょう。全員が発表を終わり、審査員が審査する時間が40から50分、どうしてもかかります。その間、アトラクションなどをするのですが、この時間を利用して、出場者と会場の参加者参加のフォーラムをするというのはゼンモヤン?
ひとつのテーマを決めて、司会(コメンティター)を中心に意見を述べ合う、これこそまさに『鹿児島で世界を語ろう』ではないのか、と思うのですが、みなさん、如何でしょう?
ご意見がある方がいらしたら当HPの「なんでも掲示板」に書き込んでください。
話がすっかり、それてしまいました。それでは審査の発表をいたします。 まずはじめに。
最優秀賞:●イユナ『能面をかぶった日本人学生』(志学館大学)韓国・女・21歳。『鹿児島市日中友好協会賞』もダブル受賞でした。
優秀賞:●イヨンヒョク『心を伝えたい』 (鹿屋体育大学大学院)韓国・男・26歳
南日本新聞社賞:●マシュライマー『日本語の勉強と宿題』(赤塚学園)カナダ・男・29歳
審査員特別賞:●ナンミャットソー『日本語について』(鹿児島大学)ミャンマー・女・29歳
奨励賞
●リュウ・セイ『目と耳で日本を感じる』中国・女・赤塚学園
●ニック・ナズルヒシュム・ビン・ニック・ムハマド『漢字』マレーシア・男・鹿児島大学
●ファインシテイン・エドワード『移民問題』男・鹿児島大学
●ソウイン『私の体験』中国・女・長田中学校
●パクミンジュ『私の人生(でたらめな日本留学生活)』中国・おんな・赤塚学院
●マシューライマー『国と人種意識』カナダ・男・赤塚学院
●スー・ジンユウ『私の留学体験』中国・女・鹿児島大学
●ブルナマワテイ『インドネシアノイスラム教徒たち』インドネシア鹿児島大学大学院・女
写真中は最優秀賞を獲得したイ・ユナさん。