黄果樹大瀑布
フアン グア シュー ダプーブー
2004・6・2
滝を眺めて帰るぐらいに思っていた。
アレッ!小雨が・・と、一瞬思lったら滝の
霧でした。下まで降りて写真を撮り帰るの
かとばかり思ってたら滝側に架かっている
橋を皆ぞろぞろと渡っています。

又、滝の方へ歩いています。
滝の真下から滝を見上げるようです。
何と、今度は滝の裏側から洞窟を通り
反対側に抜けるコースです。
大体、皆さん、ここで一枚パチリ
とやるようです。
もうびっしょりです。ここは。
ターザン映画の象のシーンを思い出しました。
滝壺には虹が架かっていました。
遂に反対側に出ました。それにしても、観光
用に滝の裏を掘って観光路を造ったのでしょ
うか。
そして、正面。
大雨のようです。皆走ります。
滝めぐり〈以下)
某社の旅行ガイドから・・・黄果樹大瀑布の紹介
・・白水河の激流が作り出す9つの滝が集まる黄果樹。そのうちの最大の滝が黄果樹大瀑布だ。高さ68m、幅81mから流れ落ち大きな水音を立てている。滝を裏側からみることができるのが興味深い。

明日は朝7:00に迎えに来ると言う。いつものミニバスによる
黄果樹ツアーである。たいていその日のガイドから部屋に電話連絡がはいることになっている。

 この前の青海湖ツアーで懲りているから美味しくない名物しゃぶしゃぶを張くんと食べた帰りに近くのスーパーでパンを沢山買って帰った。それと屋台でおいしそうなバナナを一房。とにかく安いものだからつい買いすぎてしまう。

 実は部屋に戻ってびっくりした。
 籠の中にりんごが2個とかわいい桃が3個入っている。おまけにミニカッターまで付いている。こんなサービスは初めてだ。
 結局このサービスは滞在中続いた。最後の日は食べ残しの果物とパンやビスケットで袋がいっぱいになった。

 ホテルはそれぞれ,、どこかいいところがあるものだけど、ここチェンリンホテルは湯沸かし器もベストに作動したし、シャワーの湯も、熱さ湯量とも充分。TVも良く映る。





 ホテルの浄水湯沸かし器。上のタンクに水が入っている。
右は今回のミニツアーの仲間たち。

部屋はあまり豪華とはいえない。日本のビジネス・ツインといったところだがいろいろな機能が正常だということの方が、旅をしていると余程有難いのである。

 取るに足らないことかもしれないがスリッパの横に丸い簡易靴磨きスポンジが二個置いてあったのはとりわけ嬉しかった。

 三日間一度も按摩の誘いがなかったのはちょつと寂しかったけど(深栖氏は、貴陽は夜の電話がうるさかった、と言ってたけど)泊るところで違うのだろう。

 7:00きっかり電話が鳴りガイドの声がした。
 「馬上下来!等一下」
いますぐ行きます。と言って電話を切る。
ミニバスにはふたりの女性が乗っているだけだった。

 この前小燕から習った 
只会一点点!は初対面の言葉としては、なかなかいい言葉だ。相手がすぐニッコリ笑うから説不好より会話としてはウイットに富んでいるのかもしれない。

 最終的には14名のグループツアーになった。その内の10名ぐらいは一つの団体のようで、皆知り合いのようだった。きさくな人たちである。でもどの省から来たのかは分からなかった。

 ミニツアーの良さはお互い写真を撮りあったり、食事のときの会話などが仲間内として出来るので、独り旅でありがちな人とのフェエンスがない点が有り難い。

 でも、いつも思うけど、モット中国語が聴けて、喋れたらどんなに楽しかろう、と思う。頑張らなくっちゃ

 今日みんなで食べたお昼は美味しかった。ぼくはこういうツアーの時にみんなで食べる食事はわりとOK(美味しい)と思うのに昨日のように改まって餐館みたいなところで注文して食べる時は未だ美味しかった試がない。
 ・・と言うと注文してくれた相手に悪いけど、本当だから仕方がない。
 いちばんとばっちりを食っているのが小燕と李黎だろう。

 「アナタ自助菜(
セルフ式) ジャナイト、、ダメネ! アタシイッショウケンメイ エラデモ アナタ タベナイ カナシクナテ アタシモ ショクヨク ナクナル。キヨハ タベタクナ クテモ タベナサイネ!」
 いつか、とうとう小燕が怒った時があった。

 チョッと話は変わるけど、ひとつ中国人と一諸のツアーで気になることは彼等はバスや車の中でよく窓を開けることでだ。タクシーの運転手なんかも殆んど運転席と助手席の窓を開けて走っている。

 呼吸気の弱い人が多いのか?風に当たるのが好きなのか?真夏でクーラーが効いてても開けたがる。
 寒いときには本当に困る。ぼくは身体が水に濡れるのと走っている窓から入る冷風がとても苦手である。

 更についていないのか、ぼくの前に座る人に限って窓を開けたがるから不思議。寒くても中国人は,閉めてください、などとはまず言わない。だから、ぼくも言うわけにいかず、防御するしかない。これが、中国人と一緒の乗物での一番つらいことである。

 アジア一の大滝を堪能したあと、また古いお寺を訪ねることになった。城山を照国神社から登るような感じだ。頂上にある禅寺は200年の歴史というから清朝に建てられたものである。


天台山の山頂にある天台寺、頂上までの石の階段は自然の石をそのまま積み重ねた階段でその当時(200年前)のままの階段なのだろう、バームクーヘンのようで珍しかった。

 そうそう、今日は帰りにバスから見たアクシデントを語らなければならない。一つは、よく見る交通事故である。
10トントラックが見事に横倒しになっていた。

 幸い,路肩側に上手く横転していたからよかったけどこれがセンター側だったらおそらく道路全体を覆っていたことだろう。と言うことは今日の瀑布見学ツアーはおそらく中止か、変更になっていたに違いない。
 もうひとつは更に仰天した。、通り過ぎてから夢を見ているような気がした。反対側斜線に止まっているバスのうしろで、女同士の取っ組み合い(
の末だと思うが)の喧嘩のシーンだった。
 顔から血を流している女の上に馬乗りになって右手にはかかとの尖ったパンプスを、下になった女の頭や顔に振り下ろそうとしている光景・・・・周りには止める風でもなく見ている5,6名の男たち・・・・あっという間の流れの中で見た光景だった。まるで映画のロケーションを見ているような気がした。
 
 
明日は織金洞(ジンジンドン)という中国第一の鍾乳洞を見学ということらしい。
 
 
瀑布ツアーのバスの中とミニバス。


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