2002 バリアフリー天文館・5
第五回「バリアフリー天文館」は今年も11月3日開催。昨年、50回目の鹿児島市主催「おはら祭」に協力同日開催しましたが、残念なことに、大雨のため、「おはら祭記念大会」が本祭り中止となり、急遽、外人(姉妹都市)参加者への配慮もあり、天文館アーケードでのミニおは
らパレードになりました。
今年は記念大会ではないので昨年ほどの規模ではありませんが、中国の「友好都市・長沙市」との盟約20周年記念ということで、「バリアフリー天文館」と今年もジョイントすることになりました。

 第一回の軽い打ち合わせ会を6月7日、トロンボーンにて開きました。これから、11月3日の開催に向けて、軌跡(経過)をこのホームページで記録していきたいと思います。
6月7日(金)
 出席者 中振連:平岡太一郎、大石慶二、菊池事務局長
       観光課:原田 俊、岡積 大冶、久保田 稔 、野口かおり


経過:昨年の思い出話から、 それぞれの反省、 そして、今年したいことなど、 アトランダム
に意見交換する形で 話はスタートしました。 そうしたなかで、 おおまかな、ラフスケッチが
書かれていくと思います。
とりあえず、決め事としては 、市側からの希望として 、商店街のペナントフラッグ(殆どの
アーケード柱についている) の秋バージョンに おはら祭り開催のなんらかの告知を入れて
欲しい。とのことでした。
 C委員会の中で検討し 各通り会にお願いしょう。 ということになりいました。
BFT(以下、バリアフリー天文館のこと)側からは、「苦肉の策のミニおはら、つまり天文館
アーケードを踊りながら練り歩くイベントは面白かった」 「昨年は天文館本通りだけでし
たので 商店にも迷惑をかけた ので 今年はパレード式に通り過ぎ形式だと街の賑わいと一
体感がとれるのでは」 これから市側と 、警察などと可能性を探ろうということになりました。
 市側から、もう一つ、「長沙市・20周年記念」との件で、もしかしたら、歩行者天国かピラモ
ールステージ等で「長沙市との交流」がもてるのでは?との話もでました。
今からの検討でしょう
6月21日(金)
       3時よりFIFAワールドカップ 日本対トルコ放映の為出席率極悪い。
中振連・理事会 ステラビル3F
主な議題として、「天文館共通交通券」(仮題)の概略説明・
照国通りとはいから通りの間の国道に渡りアーケードをつけて天文館〜中町間の通行の便利
化をはかる計画の説明が理事長よりあった。 (エァーブリッジ? スカィブリッジかナ?)
「バリアフリー天文館」2002ゥィズおはら祭の構想の説明・・・・・
「or天文館.com」天文館ホームページの検索サイトの説明。
   etc
中央地区商店街振興組合連合会
7月3日(水)
      
「おはら祭振興会」の総会が2日、鹿児島市のホテルであり、・・「南日本新聞」より。

本年度の予算や事業計画案などを審査した。本年度は{鹿児島市・長沙市と友好都市終結
20周年記念第51回おはら祭」と決め、訪問団のパレードを行うことなどを決めた。

本年度は11月2日に夜まつり、翌3日に本まつりを行う。本まつりでは総踊り後に「渋谷・鹿児島
おはら祭」で踊られている、振り付け自由のアップテンポの新おはら節「TOKYOオハラ」を踊る。
「ダンスタイムオハラ21」を設ける。昨年度初めて企画したが雨天で中止になった。
 夜まつりでは、照明を増やし、光の演出に力をいれる。

 中央地区商店街振興組合連合会g主催し、障害者に配慮して案内やトイレを設け、ステージイベ
ントや飲食物販売を行う「バリアフリー天文館」も本まつりの3日に実施する。

 総会にはおはら祭に参加する踊り連の代表者や関係者など約250人が参加した。
昨年、雨の為急遽、天文館アーケードで行われた「ミニおはら」で踊る長沙市の踊り連。
7月5日(金)

中振連(中央地区商店街振興組合連合会)Ci委員会が主担当の事業である「天文館
フリーチケット」の計画について交通局にて、2回目の会合をもった。

今回は民営バス3社にも参加してらい私達、 商店街がわから説明と 協力をお願い
した。もとより、需要拡大が図れるわけで、バス側にとっては 回数券を大量に天文
館商店街購入してくれるのと同じことで、賛成ということでした。

 この計画はもともと 多くの人に天文館に買い物に来てもらうため、かねて 郊外の
ショッピングセンターなどに車で行かれるお客様に 天文館に車で来られても無料駐
車券を差し上げます。お好きな 近くの駐車場をご利用ください。  と5年前から始め
た販促イベント事業が下敷きになっています。
 簡単にいえば、無料駐車券の拡大利用システムといえます。

 システムを簡単に説明すると、天文館にバス、電車、マイカーで来られ、お店で買い
物やお食事、ゲーム、映画鑑賞などを楽しみます。そうすると、お店側から、支払った
金額に応じて100円フリーチケットが貰えます。
 (基本的には3000円に一枚)・・・お店の形態が違うので平均料金に差があり、
現在の「共通駐車券事業」では個店に任せているのが現状。・・・・
 
 お客様は、いろいろな利用店で貰った「天文館フリーチケット」を使って、車で来た時
は、駐車代金として、電車で来た時は、一枚にあと60円現金を足して市電を利用。
2枚あったら2枚使ってもいい(但し、おつりは出ません)全バスも同じ。 
 勿論,期限もありません。天文館以外での利用も出来ます。他人にあげても問題あ
りません。

天文館を訪れる市民やツーリストに、天文館のお店が実施するビッグな販促事業です。

障害者をはじめ、交通弱者の皆さんに街を安心して散策してもらおうと願って企画して
5回目を迎える「バリアフリー天文館」と並んで、南国都市・鹿児島の中心市街地・天文
館のシンボル事業にしていきたいと思っています。

出来れば早い時期・(今年の8月か9月)のスタートを目指して進行中です。
現在、中振連で検討中の
天文館フリーチケットのデザイン。
現物はこのサンプルよりひと回り
大きいといったところです。

使用する際は下方の折線で切って
使う。
 現在、使われている電車・バスの
キップと同サイズ。



このラインに折れ線が入る。

7月9日(火)
           
平岡理事長・菊地事務局長・大石 3人。山形屋へ説明と協力。
今後のスケジュール日程を大まかに決める。
10日・・・駐車場と各店への新しいのぼりとステッカーのデザインを決める 
     決まり次第、チケット(30万枚を予定)と一緒に印刷、制作。

24日・・ 中振連C委員会開催。各委員へスタートへ向けての説明  
        会と細かい場合を想定しての討議。
26日朝・・マスコミ各社への記者発表。
7月13日(土)
             中町ベルク・役員会(参加理事10名)
「天文館フリーチケットの導入について」のフリーディスカッション。

● 現在発行している共通駐車券の5年間の利用率を数字の上から見てみると緩やかに
   上っていき緩やかに下りつつある。そんな感じです。ひとことでいうと、発券者(お店側)
   が、この券を積極的に販促としては利用していないということです。ということは、
   当然、お客様にも認知されないわけですネ。理由はいろいろありますネ。

●  店側がいまひとつ共通駐車券に積極的にならない理由に、夫々の個店の独自の
   販促サービスを持っていてそれとの兼ね合い。つまり、どちらが自分の店にとってプラス
   になるか 勿論、販促経費のワクとの関係など ・・いろいろ事情がありますけどネ。
    (天文館という)街全体から考えて出て来た「共通駐車券」 とそれぞれの店が考える
   販促とは どこか違うところがありますネ。

● 下がりつつある原因の一つにコイン(無人)駐車場の増加があげられますヨ。

  ともかく、チケットの在庫がそろそろ底をついてきました。新しい券の制作に際して
   委員会で「もっと使いやすい」「もっと魅力のある」「利用範囲の拡大」についていろい
   検討した結果登場したのが「フリーチケット」というわけです。

●  今度の「フリーチケット」は魅力がありすぎるんじゃないですか?
   駐車券も現金と同じでしたが、「フリーチケット」は利用頻度や範囲を考えると、まさに
   お金そのものの感じがします。余程精巧に作らないとコピーが現れるぐらい魅力的な
   気がしませんか。発想はいいが、「万人(資格者全部)に差し上げてたら、経費増で
   大変なことになりませんか?ネ。」

● 電車やバスを利用して来ないマイカー族、チャリンコ族、歩いて来る近辺の人、すべての
   人が お店に「フリー券」下さいといって来ないでしょうか。
  誰か言ってましたけど「たかが百円、されど百円」です。大変なことになりませんか?

●  今までは、黙っていたら差し上げなかったり、わざわざ、初めての客に「お車ですか」
   と訊かないケースもあった。いいお客様(常連さん、高額購入)にはサービスするとか
   ・・・結構、店店であいまいな対応があったのは事実です。
   「フリーチケット」になって、そんへんはお客様が納得しますかネ。

●  各店 自由参加ということですが 不参加店が増えて今まで「共通券」を利用していた
   参加店も不参加ということになりませんか。

●  それでいて、マスコミの広報などで 天文館全体の事業として広められると 市民は全店
   参加と錯覚して「なんで ここはくれないのよ?」ってことになったら大変ですヨ。

●  今までの「駐車券」の扱いが3000円に1枚を基準にしていたので、この「フリーチケッ
   ト」の場合、5000円に100円、つまり、2%の還元になります。帰りにバスを利用す
   るとし たら、あと80円現金を支払うということですか。駐車券の場合は今まで通り
   3000円で1枚ですかネ。ややこしくならないですか?

   使用方法についても、また、この制度を各店が取り入れるかどうかは、最終的には個
   店に任せることになります。

●  販促として考えるのなら 土日を避けてウィークデーのみ差し上げるとか、それこそ販促
   ではないでしょうか。

  とにかく、ごく近い将来、新しい核街の出現(西鹿児島駅周辺)を控え、我々、天文館商
   店街も今まで以上に魅力ある街づくりを考えないと、  個店、個店の魅力だけでは太刀
   打ち出来ないむずかしい時代が目の前に迫っています。 やはり、店があって、魅力ある
   商店街があるのではなく、 街があって 始めて店があるということを ここでもう一度認識
   する必要があります。

●  確かに支店を出す時は人通りの多い通り、若者の店の多い商店街など、魅力ある街が
   出店理由ナンバーワンです。つまり寄り集まって街づくりが成り立っているのだから、
   お客様に喜んで戴ける販促でなければ努力して企画しても意味がない。というのも分
   るけど、ナ。

● 天文館は黙っていても人が沢山くるから・・・そして、各店が一生懸命、経営努力をして
   るから、客様に支持される商店街になっている。という意識があるんでしょうネ。自分らに。
  
● 先程も出ましたけど、期間限定使用というのは出来ませんか? 12月など、黙ってても客
   が多く、  天文館は混みあいます。そんな時は「フリーチケット」は使えないとか。おかしい
   ですかネ。

● 二種類「駐車券」「フリーチケット」作って使い分けるとか?ややこしくなるのかナ。

  
 ・・・・・・・他のテーマもあったのですが議論白熱しました。つまるところ、お客様に要求され
  た時、今までの「共通駐車券」のような、 いい加減の答えでは済まないのでは、まあ、それ 
  程、魅力がある企画といえます。
     もっと、じっくり、検討して欲しい。そんな雲行きの会議でした。
7月11日(木)

山形屋の検討結果をふまえ、再度、事情を聞き、検討。
8月1日スタートは無理と判断、8月中には、という表現に換える。
C委員会を17日に早めて開催、細部について、説明する、修正も視野に入れて。
7月17日(水)

中振連C委員会 出席(にぎわい通り・はいから通り・照国通り・コアモール・納屋通り・中町ベルク
               いづろ通り・金生ウェーブ・天文館一丁目・平岡理事長・以上10名 ・菊地事務局長)

● 天文館フリーチケットについて
   ○ 別紙フリーチケットの概要
   ○ 交通事業各社の反応(精算方法とうについて)
   ○ 各通り会理事l長並びに連合会加盟事業所へのお願い
   ○ 今後の日程について
   ○ 広告スポンサーをどうするか。
   ○ 各駐車場への周知と利用駐車場の拡大
   ○ 一般市民への周知は記者発表により各報道機関に依頼。
   ○ 加盟店への周知と利用加盟店の拡大
   ○ 市営駐輪場へも利用出来る様鹿児島市と協議
   ○ 駐車場に設置する案内のぼり旗のデザインの検討
   ○ 加盟店に「フリーチケット」のステッカーのデザイン検討

●  ○ 使用開始を八月中を予定。

● 
天文館フリーチケットの概要
  1、これまでの共通駐車券
   ○ 平成5年度に発足し、約30ケ所の民間駐車場を利用して「天文館地区で買い物をしたお客様に
    対して、100円の共通券をサービスしていた。 
   ○ 共通駐車券は買上げ金額おおよそ3000円に一枚進呈しているが
      発券については各加盟店の判断に任せている。
   ○ 加盟店は11商店街振興組合傘下店(530店)の約半数。
   ○ 年間発行枚数は約12万枚で 平成10年をピークに減少気味。

  2、 天文館フリーチケット
   ○ 自家用車を利用しないお客様に対してもサービスを提供できる。
   ○ 無人駐車場が増えてきて、駐車券の利用がしにくい。
   ○ 土日は駐車場が満杯になり 待ち時間が長い
   ○ 買い物客の利便性を考慮すると 公共交通機関の利用と併せたサービスを。  
   ○ 市民、各種消費者団体からも要望が多い。
 
 
討議

  ● (委員長より)各組合の代表委員へ「既にそれぞれの理事会でフリーチケット 
    実施に付いての説明と組合理事との間のディスカッションは行われたかどうか」
    の質問に対して、半数以上から「今からです。」との答えでした。

    2,3の組合からは とてもいい反応だった。との答えで 今のところ、「中町ベルク
    のような、
再検討の要あり の意見は聞けませんでした。

    理事長の方より
   「西駅本駅化とJRビルの出現は、長崎駅ビルの完成により市街地商店街の受けた
   影響の甚大さは計り知れないものがあった。
   鹿児島の場合も少なからず影響がでるのは間違いない。そうなってから慌てて何か
   販促をする のでは、まさに、それは対応策ということになり、世間やマスコミに「あわて
   だした中央商店街」と見られてしまう。
     私は思うんですが・・・・
   各個店は売り場であり、天文館商店街は巨大な平面デパートである。との認識をもっ
   て欲しいんですで、ですから 宣伝にしても、駐車場にしても、又 それに替わる交通
   券にしても各売場やテナントも代償を分担するのだ。との認識がやはり、必要じゃない
   のか。
   街の魅力はそれぞれのお店と その店、店で構成される街のバラエティ、そして 
   どこか ゆったりとくつろげるアメニティな空間。そんな、すべての要素の集まりで成り
   立っていると思います。 ですから、その辺の話を 是非、それぞれの集まりの際は強
   調してください。

  ● C委員会に於ける討議は「フリーチケット」の拡販について等・・・積極策中心の意見の
    交換でした。次回、24日は中振連企画委員会が開かれます。
17日天文館ステラビルでのC委員会・議長・大石
8月21日(水) 正午〜  中振連理事会   中振連会議室 

議題
 1 C委員会  天文館フリーチケット供用開始について
 2 A委員会  天文館地区の街づくりについて・・市都市計画課
 3 B委員会  OR天文館ホームページの個店ページを9月までに完成
           防犯システムの充実(ネット上で見れる様にする)
           街角端末システムをテスト設置(何ヶ所か通りへ)
C委員会の担当である天文館フリーチケットについて
・・・本日の理事会で全理事に説明、了解を得てから新聞等のマスコミへ発表するつもりでしたが
ご存知のように昨日の南日本新聞朝刊に大きく出てしまったことに対するお詫びが、平岡理事長
からあった。

 
天文館フリーチケットの概要について、再度、菊池事務局長より全理事(18名)にあった。

発行の動機:○無人駐車場の増加で駐車券の利用がし難くなった。
         ○ 土日は各駐車場が満杯になり 、待ち時間が長い
         ○天文館地区では、交通アクセスがこれからの一番のネック
         ○公共交通機関の利用も重要
         ○自家用車を利用しないお客様に対するサービスも地区全体として考えていきたい
         (天文館ドットコム・カードもそのひとつ)
         ○買い物客の利便性を考えると、公共交通機関の利用と併せたサービスがベター

 以上の意見を踏まえ、市交通局において各交通事業者と協議を行ったところ、賛意を得た。

主な取り決め
 ● フリーチケットの額面は一枚100円とする。
 ● フリーチケットはこれまで通り、おおよそ3000円以上の買い物客に発行する。
  (考え方としては、今までの共通駐車券の利用方法と同じ。
 ● ・・・各個店で独自の発券方法をとってもらう。
  (例えば、従来通り、お車で来られたお客様だけに発行するケースもあれば、駐車場の証明カード
   を見せた方だけに差し上げるケース・・・・.
 ●ちなみに、
大型店(山形屋・三越・さつま屋)は共同駐車券(従来の)のみの扱いとする     。ことになったようです。、
新聞を見られた橋本様(最初に電車やバスでの利用拡大をご提案いただいた方)より
メールが届きましたのでご紹介させていただきます。
 橋本様のいろいろなご提案は「路面電車の走る街」でも紹介しております。
大石慶二 様

 残暑お見舞い申し上げます。大変ご無沙汰しております。
その後お変わりございませんでしょうか。当方は元気一杯
といいたいところですが,大病を患い現在入院中の身です。

 さて,今朝の南日本新聞「鹿児島市近郊」面を拝見し,
大いに喜んでいるところです。「天文館チケット」がいよ
いよ実現するとのこと,誠に喜ばしいことです。実現まで
には並々ならぬご苦労がおありだったのではと存じますが,
実現に至りましたこと,本当におめでとうございます。嬉
しくて早速「ひろば」にも投稿しました(採用の可否は別
として)。
 5月に訪ねた高知市中心部の商店街では,3000円以上の
買い物客に電車・バスの初乗り運賃分(180円)のチケット
を発行していました。また,松山市では,伊予鉄道系列の
デパートで「お帰り乗車券」というのを発行していました。
(伊予の場合は市内の交通がほぼ一社独占ですけど)他に
も富山市などで例があると聞きます。
 このような施策が公共交通機関利用促進につながり,ひ
いては中心市街地活性化,さらには都市環境の改善にもつ
ながることを大いに期待したいと思います。交通事業者側
も,より利用しやすい交通機関のあり方を追求して欲しい
ですし,行政による公共交通へのバックアップも不可欠で
あると思います。(・・・というようなことを「ひろば」
への原稿に書きました。)
 商店街の皆様の大英断に大きな拍手を送りたいと思いま
す。そして益々天文館周辺の中心市街地が発展しますこと
を心よりお祈りいたしております。

 まだまだ残暑厳しい日々が続きそうです。体調を崩され
ませぬよう,どうぞご自愛下さい。

(病室に持ち込んだパソコンで打ち,公衆電話経由で
 送信しました。)

         日本路面電車同好会  橋本謙太郎

 
8月23日(金)   記者発表会     11時より  中振連事務局
中央・平岡理事長
左側・中振連、右側・報道各社
この日の夕方のTV,ラジオで紹介されました。又、翌日、新聞報道された。
南日本新聞の鹿児島市近郊ページでは

     「乗って、使って、いらっしゃい」
      天文館フリーチケット
      中振連・来月スタート
のタイトルで取り上げられました。
8月30日(金)南日本新聞 ひろば より。
中央地区商店街振興組合連合会理事長
     平岡太一郎 
南日本新聞・夕刊別冊の小冊子に掲載されたメッセージより
TMO構想に描かれたそれぞれのプロジェクトは、現代の消費者のニーズにこたえるとともに
われわれ商店経営者にとってもわくわくさせるような夢を抱かせてくれます。

 構想のプロジェクトはいわばメニューで、これを何から実現し、お客様に味わってもらうかが
大事だと思います。
 この構想を絵に描いたモチに終わらせないためには、  事業の実施主体である商店街や
通り会が「自分達のまちのことはじぶんたちの手で」という信念に基づき、商店街一丸となって、
出来るところから着手し、その成功体験を次のステップへ繋げていくことがが大切。

 中央地区では11の商店街振興組合が参加して、それまで買い物客に発行していた共通
駐車券に加えて、自家用車を利用しないお客様にもサービスが提供できるようにと、市電、
市バス、民間バスで百円券として使えるフリーチケットを9月より発行しました。


中央地区は国道225号線で分断された格好になっていますが、雨の日でも傘ナシでこの国
道を渡れるようにと、照国通りの交差点にアーケードを架けようという取り組みも進めています

 街は常に流動しています。商品やサービス、イベントも絶えず見直しながらやっていく必要が
あります。旧態依然とした対応では取り残されてしまいます。

 子供たちからお年寄りまで幅広い人たちが、買い物だけでなく、開放感や出会いを求めて商
店街にやってまいります。サービスの選択肢も増やし、より消費者に楽しんでもらう、TMO構想
は、結局、さまざまな目的をもって街をおとづれる人達に的確にこたえるショッピングモールづくり
を目指すもの。

 お客さまの側に立ったサービスのメニューを多様化し、お客様に満足してもらうことが大切です。
10月9日 第一回BFT実行委員会
●第五回バリアフリー天文館について

 @事業内容について
 A役割分担について
 B雨天時の対応について 
概  要
◎実施日  平成14年11月3日(日)AM10:30〜PM4:00 第51回おはら祭と同時開催

◎場所   テンパーク、ぴらもーる、照国通りを中心としたアーケード内

◎目的   「心はもっとやさしくなれる」をスローガンに天文館地区の商店街が一体となって
       イベントを開催し、日ごろ繁華街に出る機会の少ないお年寄りや身障者の方々が
       車いすで気軽に買い物をし、又、健常者とふれあいの場を作り、全ての人に優しい
       街づくりを進める。

◎事業の具体的内容 
 
 @ボランティアの介護で、車椅子の身障者を商店街へ案内
 A第51回おはら祭の見学及び踊り連に参加。
 B身体障害者授産施設での工作品、及び農産物等の展示即売。
 C施設入所者の絵画、書その他工芸作品展(アーケード道路中央にパネルを設置し、各施設
   ごとに作者のプロフィールを添えて紹介展示する。(今回初めての企画
 D施設参加者による芸能大会
 E天文館ミニおはら祭、として、アーケード内を本踊りの有志の方に踊り行進してもらう。
  本踊りを見学しにくい障害者の方々にアーケード内で安心して、目の前で踊りを観てもらう。
  また、なかなか本踊り会場に行けない商店街の方々も店の前で見学できる。(初企画)     
委員会メンバー    理事長:平岡太一郎
◎委員長:大石慶二 副委員長:峯苫耕一
俣野公宏・羽田正巳・橋口芳明・中森成一・黒木尚義・迫田博志・川井田正幸・宇和誠一・上原右名位
中原時宏・瀬戸山陽一・末吉輝範・野口かおり・坂元
裕一・小園隆夫・担当役員(樋口弘文) 菊地俊一
10月18日 当日の担当と配置図が完成しました。
10月21日 実行委員会
11月3日の本番を想定して検討会をしました。
●ミニおはら天文館のルートに付いては、当初の
 西本願寺前スタートでは、午前の部の終わりが
0時45分で、お願いしてある団体(200名)千田流
の皆さんがワシントンホテルで昼食をされるそうで
それから、西本願所前まで来て、2時からミニ踊りは
大変ということで、逆のルートをとることに決まりました。
●福祉トイレについては、ぴらもーる神社前は近辺の
店の方が難色を示しているそうで、といってまきの前に
2基並べて置くのは4メートルになり、どうか?とのことで、担当の中森氏はまとめて設置を望まれましたが、
「旧えんおう駐車場後」に3台分のスペースを借りて、そこに一基を置くことに決まりました。
10月24日   記者発表。     市役所本館   記者クラブにて
左から、原田 (鹿児島市観光課課長)・大石(バリアフリー天文館実行委員長)・樋口(中振連専務
右写真中央は野口かおり市観光課主事
      第5回バリアフリ-天文館参加施設名簿
授産施設 平成14年10月25日現在
施設名    参加人員 連絡先 大凡の
園生 職員 到着時刻
鹿児島太陽の里 273-3211
なごみ苑 10 3 260-2811
知覧ふれあいの里 2 0993-84-2111
旭福祉センター 50 15 244-3515
サンビレッジ姶良 10 6 0995-66-3990
セルプ大隅
いずみ園 0996-63-0120
セルプつわぶき 6 238-0224
慈生園 11 3 0993-38-2522
山川がんばろう館 0993-35--365
みどりの里 2 2 273-0522
陵北荘 50 20 0994-58-5051
あすなろ福祉作業所 0993-39-1206
新葉学園 0996-37-2861
知覧育成園 0993-83-4800
白藤園 24 6 0993-84-2214
 小    計 157 63
療護施設
誠光園 3 3 238-4461
亀山園 15 12 0996-25-3327
愛和園 4 4 0996-75-2400
竹山苑 4 2 0993-35-2131
太陽の里療護園 12 10 273-5105
すずしろの里 10 12 09942-2-1223
みなよし療護園 0 0 238-3871
すみよしの里 5 6 0986-76-0009
つわぶきの里 5 3 238-0224
 小    計 58 52
 合       計 215 115
2002おはら祭前夜祭〜バリアフリー天文館2002の写真集へジャンプ
2003バリアフリー天文館6
2003年バリアフリー天文館は11月3日(月)第2回おはら祭と同時開催の形で開催。
新幹線・鹿児島〜八代間 2004年3月 開業ということで、センタースペース(ぴらもーる
・天文館本通・テンパークの交差点)に新幹線の席モデルを設置。一足早い、乗車気分
を味わってもらいました。