直線上に配置
バリアフリー天文館
  バリアフリーという言葉を良く聞きます。
障害から自由である事。障害者や高齢者が健常者と同じように生活できる環境づくりを目指そうということです。
バリアには・・歩行の妨げになる段差などの物理的バリアと健常者の無知、無関心など、心の意識からのバリアがあります。
バリアフリーの街づくり
4年前、初めて開催した「バリアフリー天文館」を紹介した南日本新
聞より。

・・・いつもは車の渋滞が続く照国通り。九月二十七日の日曜日は
歩行者天国となり車イスであふれた。中央地区商店街振興組合連
合会が、障害者や高齢者に優しいまちを目指して「バリアフリー天文
館」のイベントを初めて実施した。

 照国通りを中心に、中央地区13の通りが高齢者や車イス利用者、
その他の障害者が安全に歩け、買い物を楽しめるバリアフリーのモ
デル通りにしようと企画したもの。
 
歩行者天国では、県内十三の身障者授産施設で作った工作品や農産品
の展示即売会が開かれた他、ボランティア団体も参加して盲導犬や
点字、手話介護器具を展示説明するコーナーが設けられた。
舞台では身障者グループが歌や太鼓を熱演。

 又、身障者は各商店に出かけ,買物や飲食、映画鑑賞、パチンコを
体験するなど、休日の繁華街を楽しんだ。
深まったふれあいと相互理解
バリアフリー天文館のイベント実施後、身障者、ボランティア、商店に対してアンケート調査が行われた。
回答者は370人。 
●身障者
 印象としては「楽しかった」が47.5%、次いで「親切だった」が21.8%
この二つで約七割を占めている。残念だった事は、「店が狭い」「身障者のトイレが少ない」がいづれも23.8%。
「段差がある」9.4%、「言葉が通じない」7.1%、 全体的には「又開催してほしい」36.5%、
「よかった」34.8%と、障害者にとって好評だったようだ。 商店街に改善してほしいことは
、「段差をなくして」「トイレを増やして」「車イスが入れるように」「バリアフリーのイベントを続けて」などが出された。
 ● 商店 中央地区商店街振興組合連合会では、アンケート調査の結果を分析し、今回の催しを次のように
振り返っている。 身障者の目線で商店街を見ることにより、(店の狭さ」「店内や道路の段差」「身障者トイレの少なさ」
「放置自転車」などのバリアが明らかになった。
今回のイベントで接客教育の必要性を再認識したところもあり・身障者とのふれあいや相互理解をふかめるのに貴重な
イベントだった。
 県内で初のイベントだったが、すがすがしい心の交流があったことに深い感銘を受けた商店主や市民は多く、
バリアフリーのまちづくりに向けて大きな前進となった。

バリアフリー天文館
第一回・バリアフリー天文館は同じ中央地区商店街のもうひとつの団体,中活事業(奥山博哉
理事長)の主催イベント・(鹿児島ふるさと祭り)との同時開催でした。
 郷土民芸・相撲大会・県下の物産市などが中央公園全体を使って盛大に開催されました。
 最大の目玉は岩川の有名な矢五郎どんの登場でした。メインストリートを練り歩き?公園
に置かれ 巨大な容姿で訪れる市民をにらんでいました。
さて、今回障害者の方々からアンケートにお答え頂いた中で最も多かった希望は、車イスで
スムースに動き回れる舗道の整備の事でした。我々では思いもしないバリアがまだまだ沢山
ある事を知りました。また,愉しいステージイベントももっとほしいとの希望もありました。
でも、何といっても多かったのは、「素晴らしい企画でした」(今後も是非続けてほしい」
その声は文字が声になって、合唱となって聞こえて来ます。・・・満足です。(皆の気持ち)



第二回バリアフリー天文館は県下の多くの授産施設・療護施設園生の期待にこたえる
べく昨年と同じく照国通りを「歩行者天国」にして、開催しました。
ことしの参加者は身障者施設から700余名、そしてことし初めて「老人福祉施設」からの
参加者100名も予定されています。
 今回は昨年の第一回で「南日本新聞」に全紙カラー写真一杯で紹介され、有名?イベ
ントになったせいか、民放三社がニユースとしてではなく、一つの番組として、取り上げて
貰いました。また、NHK鹿児島も、遠藤キャスターが個人的にイベント内容に関心をもたれ
、局に働きかけられ、施設にも、私達の委員会にも出席され取材し、とても素晴らしい、番
組をつくられ翌日にTV放映してくれました。
 イベントの内容としては、昨年の第一回大会の踏襲でしたが、気張りの無い、とてもスム
ーズな流れで終了しました。反省点としては、商店街と障害者とのふれあいの他に
、もっと一般の市民とのふれあいが出来れば、それが、皆の気持ちでした。
 なお、このイベントの最終目的は高齢化時代に備えて、全ての年代にやさしい街づくりを、
 天文館を舞台に、行政、市民、マスコミ、商店街が一体となって、目指すことにあります。
その意味では、今までなかった新しいイベントといえます。
 路面の段差,出入り口の改善、通路の拡張、など個店の「やさしさへの店づくり」迄は
正直なところ、まだまだ難しいところがありますが、受け入れる心、接する心、などソフト
面の充実は可能です

サムネイル方式で紹介します。見たい写真は;クリックして拡大でご覧下さい。

矢島県福祉部長

谷川洋造県議

重野実行委員長

会場マップ

濱薗氏

はいから通り

アイメイト

施設バザー

天文館本通
第三回バリアフリー天文館・WITH 第一回鹿児島県車いす駅伝
今回は鹿児島県が初めて、全国初、市街地を駆け抜ける車いす駅伝を開催するということで、
ジョイント(同時開催)することになりました。

1999年9月19日 開催 第二回バリアフリー天文館の写真です。
アグネスチャンさんも応援にかけつけました。

2001・第四回バリアフリー天文館・with おはら祭50
今年の「バリアフリー天文館」は11月3日におはら祭50回記念に協力する形で開催しました。
残念なことに、本祭りのほうは、悪天候のため、中止のやむなきに至り、
 「バリアフリー天文館」単独の開催と言う事になりました。

 詳しい報告は2001「バリアフリー天文館」のページで案内します。左のアンダーラインを
クリックする
か、トップページから開いてみてください。
中町ベルク12月の恒例イベント
屋久島展・屋久島の苗木のプレゼント。
12月10日・カクの広場にて2時〜開催されました。沢山の人で賑わいました。
手前に古川理事長,矢野事務局長が見える。
サムネイル画像もご覧下さい。
第一回
1998年