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フーテンくまさんの長沙日記

  

本場の中華料理をたらふく食べたい,中国の雄大な自然に触れてみたい,そんなたわいもないことを考えていたら,いつの間にやら中国の日本語学校で働くことになりました。当然,中国語も全然話せません。あるのは旺盛な食欲と,好奇心だけ。そんな,まるで冬眠明けのクマみたいな私が,見て・食べて・遊んで・触れ合った中国をお伝えします。


                  
2011年3月   奥山
       


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2011/12/27

湖南机電職業技術学校新年祝賀会


 先日から呉さんが「スパゲッティーを作ってください。」と何度も言ってきた。なんでも韓国ドラマを見ていたら韓流スターがスパゲッティーを食べていて,それがとても美味しそうだったということだ。

 そんなに言われてもなぁ〜。私がスパゲッティーを茹でたのはこの前作ったカレースパゲッティが人生で初。

 呉さんの話から判断すると韓流スターが食べていたのはナポリタンのようだ。

 はっきり言って私はドラマをほとんど見ない。(韓国ドラマは美人が多いので見たい気もするが)それよりなにより私はトマトケチャップが苦手なのだ。だから,絶対ナポリタンを自分で作ろうとは思わない。

 ということで,中華坦々麺風味パスタを作ることにした。まったく自信がないが,葛先生から坦々麺の素をもらってたし,どうせなら新しい料理にチャレンジするのも,まぁいっか〜。
 結論,やっぱり,坦々麺は中国の麺で作りましょう。

 夜7時から湖南机電職業技術学校新年祝賀会が学校の広場であるので,まずいパスタを食べた後,みんなで出かけた。

 出演者たちは,数日前からリハーサルを何度も繰り返していた。私が所属する功夫クラブも出演する。

 広場の隅のほうで立っていたら,係員に学校関係者以外は広場から出るように言われた。職業技術学校の学生じゃないと中で見ることができないようだ。

 呉さんたちが,私はカメラマンだからと交渉してくれた。おかげで広場の前の方で写真をとることができた。彼女達は制止線の所から見ていた。

 新年祝賀会では歌,舞踊,パントマイム,書道等々様々なパフォーマンスが舞台で演じられた。どれも素晴らしく,大いに盛り上がってた。

 殷さんが出演した功夫クラブの演技も素晴らしかった。殷さんからヌンチャクをプレゼントされた。

2011/12/25

バドミントンクラブの交流会


 範先生に誘われてバドミントンクラブの人たちとの交流会(忘年会)に参加した。場所は郊外の農村にある宿泊所の様なところ。

 ペンションのような建物が並んでいて,釣りや卓球などができる。私がテニスを好きだということで,しようということになったが,残念ながらコートが準備できていなかったみたいで,卓球になった。さすが,国球と言われるだけあってみなさん上手だった。

 部屋には全自動の麻雀台があったので,卓球の後,麻雀になった。言葉が通じなくても,スポーツやゲームは十分楽しめる。

 食事は大きなテーブルを囲んで,楽しい会食。あまり辛くなくとてもおいしかった。

 ギターを持ってきていたので,食後にみんなで日本の歌や中国の歌をうたった。「乾杯」「時の流れに身をまかせ」「美麗的神話」「朋友」「昴」「月亮代表我的心」など。

 その後,市の中心街へカラオケに行った。4つ星ホテルの中にあるカラオケ店で,次から次へと歌い始めた。

 さすがバドミントンできたえているだけにみんな元気だ。私も「花心」を歌った。後半はだいぶ酔いが回ってほとんど寝ていたが,とても楽しい一晩だった。

2011/12/24

孔明灯


 最近,中国ではクリスマスにリンゴを食べることが広まっているらしい。何でも苹果(リンゴ)の苹の発音が平安の平の発音と同じということから広まったらしい。

 昨日のヌンチャクの練習が始まる時にクラブの先輩達から部員にリンゴが配られた。私もいただいた。


 最近,道端でリンゴを1個ずつ箱に入れて売っている人を見かけた。1個5元とか言っていた。この時期はリンゴの値段が急に上がるそうだ。

 葛先生や劉先生はそのことを知らなかったので,最近,流行ってきたものだろう。

 11時に殷さんと星沙に出かけた。安い按摩屋を探していたら,土産物屋があったので,お菓子などを買い込んだ。按摩屋は60元と70元の店を見つけた。今度行ってみて,比べてみたい。

 夜は『孔明灯』を揚げた。1個4元のものを2個揚げてみた。7時に運動場で学生達と待ち合わせた。

 今日は風もなく快晴,『孔明灯』は真っ暗な夜空を高く高く上がっていった。イブの夜になんともロマンチック。

2011/12/23

太平老街


 昼から葛先生に太平老街へ連れて行ってもらった。ここも歩行街だ。

 ここは,黄興路と違って石畳と昔の雰囲気の商店が並んでいる。客も黄興路より少ない。落ち着いた感じの古い商店街。

 街の入口近くに秤を専門に売っている店があった。小さな薬用の秤からインテリアになりそうな大きな秤など,いろんな秤を見つけた。

 中ほどには,本物かどうかは定かではないが,革製品の専門店もあった。染物屋では素敵な草木染めを何枚か見つけた。今度来た時は,時間をかけてゆっくりと一軒一軒見てみたい。

 夜は7時からヌンチャクの練習。殷さんにいろいろ教えてもらっているが,難しい。

 ヌンチャクをしながら殷さんに日本語を教えている。殷さんがいろいろと聞いてくる。

 真っ暗な夜空を横切る灯を指さし,「日本では何と言いますか。」と聞いてきた。当然ヘリコプターだと思ったので,そう答えた。

 昼間はほとんど見かけないが,夜はよく見る灯りだ。中国のヘリコプターはあまり音がしないなと思っていた。

 しかし,彼が手帳に書いた『孔明灯』の文字を見て,やっと気付いた。

2011/12/15

先生方との昼食会


 今日の昼食は先生方をアパートにお招きした。メニューは当然いつも学生達に出しているカレー。
 
 学生たちよりも舌が肥えている先生方なので口に合うかどうかはちょっと不安なのだが,私が作れるのはカレーしかない。

 ここに来て何度も作っているので,失敗すること?はたぶんない。ただ,先日買った炊飯器の調子が悪く,ご飯がちゃんと炊けるかが不安であった。

 いつもよりちょっと辛くしようと思い,唐辛子の調味料を入れてみた。スーパーでナスビが目に付いたので,それも入れてみた。具だくさんのカレー。ご飯もなんとか炊けた。

 みなさんおいしいと言ってくれた。

2011/12/13

1年生のクラスとの交流


 昼ご飯を1年生の学生達が作りに来た。

 魚や野菜,肉などたくさんの材料で食べきれないほどの料理を作ってくれた。

 みんな料理がとても上手だった。特に中国風の辛い鍋料理がおいしかった。

 殷さんが風邪をひいた私のためにガスレンジでミカンを焼き出した。黒こげになったミカンをみんなが笑いながら見ていた。

 辛い料理と焼きミカンで風邪が治った気がした。

 食後は会話をしましょうということで,それぞれの趣味や出身地などを尋ねた。

 中国の観光地についてもいろいろ紹介してくれた。香挌裏拉(シャングリラ)がとてもきれいだそうだ。ぜひ,訪れてみたい。

2011/12/11

風邪


 やっぱり風邪をひいた。寒い中,皆既月食を観察したから仕方がないか。

 今日は1日家にいたので,久しぶりにブログをアップすることにした。約1カ月ぶり。

 先日,あまりに更新がないので心配した友人からSkypeで連絡が来た。

 見てくれている人がいたのはちょっと嬉しかった。これからは,さぼらずにアップします。

2011/12/10

皆既月食


 最近の長沙は珍しく空気が澄んでいて空も青く高い。天気も快晴なので,絶好の観察日よりだ。ただ,寒い。たぶん,5℃前後。

 20時45分ごろからかけ始めてきた。全部かくれるまで寒さに耐えて,アパートの前でカメラを構えていた。

 残念ながら三脚もなく,カメラ初心者の私には天体写真は難しい。皆既月食をぶれなくとらえることができなかった。

 しかし,こんなに美しい皆既月食を見たのは初めての経験だった。

 空高くピンポン玉のような紅い月が浮かんで,とても幻想的。

 寒さを忘れて,しばし,見とれていた。

2011/12/09

何事も簡単には身につかない


 1年生の学生たちがアパートにきた。一緒にカレーを食べた。

 日本語を習い始めてまだ,2〜3カ月なので,ほとんど会話にならない。

 でも,コミュニケーションに一番大事なのは意欲だ。相手を知ろうとする事が大切。

 学生たちは必死に私の日本語を聴きとろうとしていた。私も彼らの話す日本語の断片と中国語を理解しようとした。

 最後にみんなでいろんな歌を歌った。「朋友」「美麗的神話」「未来へ」「時の流れに身をまかせ」等。

 4時半から功夫クラブの交流会があると言う事なので運動場へ行ってみた。

 他の学校のクラブが来て,一緒に練習すると言う事だ。全部の学校がそろったのは6時を過ぎていた。もう,あたりは暗く,部室の前の裸電球をつけて交流会が始まった。

 今日はとても寒いのに,みんな熱心にそれぞれの技を披露しあっていた。

2011/12/05

呉さんの家


 ここ数日で突然寒くなった。今までが暖かすぎたのだとは思うが,10度くらい下がった。寒いし,授業がないので,家でゴロゴロしていた。
 
 12時に呉さんから電話が来た。私が開福寺へ行きたいと言っていたので,これから行こうということだ。

 昼食は呉さんのお父さんが準備しているとのことだった。学生たちと呉さんのお宅でお父さんの手料理を御馳走になった。

 家鴨の鍋物や野菜,豚肉などおいしい家庭料理をいっぱい御馳走になった。

 お父さんは本当に料理が上手だった。仕事はバスの運転手だそうだ。

 その後,湘江のそばで演じられている京劇を見に連れて行ってくれた。観客が大勢いて,とても興味深かった。

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