永谷元宏の「長沙日語学院 友好の輪
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福島顕二郎の長沙教師録〜未来への道が完成(文字クリック)

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長沙日語教師録  
「コメント」



  
     

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2010/09/23

葉媛さんの故郷



9時45分の列車に乗り、葉媛さんの故郷のりいりんに劉らさんと欧さんの3人で出発。

列車は約2時間の旅。

昨日から少し寒くなって、今日は雨も降っているので季節が変わってきているのが肌で感じられる。

りいりんは株州の隣にある県で、街は少々大きい程度。

迎えに来てくれたのは葉さんとお母さん。


まずはお昼時間なので、みんなでご飯を食べに行く。

中華料理のレストラン。

田舎の方では、少し高級なレストランかな、とびきり高級とはいえないが。

そこに葉さんの友達も集まり、みんなで食事をする。

前に葉さんの誕生日の時一緒だった男友達にも会うことが出来た。


食事のあとはみんなでゲームセンターへ。

ゲームをしていると、顔さん、りょうしけいさん、きゅうしんさんが遊びにきていた。

葉さんが呼んだらしい。

みんな葉さんの送別会にきたらしい。


2時間ほどしてから、ホテルへ移動。

夕食時間まで時間を潰す。

ここで、中国麻雀をすることに。

中国麻雀といっても各地でルールがことなる。

りいりんでは長沙麻雀のルールですることに。

長沙麻雀のルールは白、発、中、東南西北が無く、対つの作り方が2,5,8の数しか使ってはいけないというものだ。

あとはポン、チーなんでもあり。

掛け金は1局、ロン上がりで10元、つも上がりでみんなから10元ずつ。

こういう麻雀は本当に負けるのが早い、日本の麻雀のルールでは全部が終わってからの点数による物だが、中国ではそんなに悠長なことをしてはくれない。

意外に葉さんが強いのにびっくりした。


夕食を食べに行くと、友達がたくさん集まってきた。

全部で15人ほどいる。

かなりの人数だ、ここで、顔さんの近況や丘さんの近況を聞くことが出来た。

二人とも、学校にいたときに比べ、日本語をだいぶ忘れている。

上手だったのにもったいない気がするのだが。


夕食のあとで、みんなでカラオケに移動。

カラオケに着いてからも、葉さんは忙しそうだ。

みんなに電話をしたり、電話が掛かってきたり。

今日で葉さんはみんなと会うのが最後になるからだ。

葉さんは10月、日本へ行き、1年は帰って来れないかもしれないからだ。

カラオケでは、みんな別れや友情の歌を歌っていた。

葉さんへのメッセージなのだろう。

送別のプレゼントに花の人形を送ってもらった葉さんは感動して泣いていた。

私も1年近く日本を離れ、友達に会うことも無いが、こうしてみると、やっぱり、友達は良いと思う。




結局、葉さんとはあまり話をしないで、今日という日がおわったかんじがする。

これで、彼女と会うのは最後になるのだろう。

そう思うと、なんだか複雑な気分になる。

1年前に長沙に来てから、良く連絡をしてくれたのは彼女だし、遊びにも一緒に行ったが、別れはあっさりと来てしまった。

このような関係であり、縁なのだろう。

私は特に彼女の特別になりたいと思っていたが、それはあくまで思いだけであって、現実的な物ではないと改めて実感した。

別れがあり、出会いがある、そこには何があるのか、特に何もない、分からない自分がいて、どうすることも出来ない自分が居る。

それを考えると、気分は重くなり、どうしようもない感じになってしまった。

これからの彼女の幸せを祈るばかりである。


2010/09/22

中秋節


中秋節の第1日目。

今日は中国国民にとって古い祝日であり、重要な祝日の1つでもある。

今日から3日間が休日となる。

毎年この日は家族みんなで集まり、お祝いをするのが風習である。

お月見をするのは、日本と同じであるが、食べるものが違う。

中国では月餅をこの中秋節で食べるのが、風習である。

私も葛先生から月餅を頂いたので、今日はこれを食べることで中国にいる感じを味わってみた。


今日は0902クラスの学生達とバーベキューをするつもりだったのだが、あいにく天気が最悪。

今日から昨日までの暑さが嘘のように寒くなり、雨も少し降ってきた。

しょうがないので、予定変更。


0904クラスの学生を誘って、カラオケに行くことにした。

カラオケはいつものa go go にして、51広場へ行く。

カラオケは人が一杯。ほとんどが学生のようだ。

休みなので、みんなで遊びにきたのだろう。


ここでも、最初の目的を果たせず、再度予定変更。

せっかく、歩行街にきたので、みんなでしゃぶしゃぶ(火鍋)を食べにいく。

しかし、どこも人で一杯。

予約を受け付けるなんて事はしないで、空いた席に勝手にどんどん座っていく。

待っているだけでは、席につけないのである。

3軒ほど回って、最後の一軒で30分ぐらい待っていると、やっと空いた席を見つけることが出来た。

みんなで一緒に食べるしゃぶしゃぶは美味しいと思う。

たくさん注文したが、なんとか全部食べることが出来た。

帰りに着いたのは9時半になっていた。

帰りのバスが心配だったが、どうにか帰ってくることが出来た。

しゃぶしゃぶを食べていると、葉さんから電話があり、「明日は私の故郷でみんなで中秋節のお祝いをしましょう」と誘われた。

彼女と会うのはこれが最後で、それに彼女の故郷も見てみたいと思ったのでいくことを承諾した。


明日は劉らさんが迎えに来てくれ、欧さんも一緒にいってくれるらしい。


2010/09/20

残暑


長沙の残暑は本当に厳しい。

今日も気温は37度まで上がるらしい。

午前中も汗ばむ感じで、まだまだこれが続くのかと思うと、げんなりしてしまう。

午後はおとなしく家で休憩をして、午後は教室で授業。

夜も家にいても暑いので、教室で学生たちと一緒に勉強をする。

教室には大きな扇風機があるので、これに当たりながら、勉強をする。

日本では25度前後になっているらしいので、もうすぐしたら、暑さも落ち着くのかも.

2010/09/19

最近の天気


今日は日曜日なのだが、中秋節の休日振り替えになっているので授業があった。

今日は木曜日の授業。

0902クラス、0904クラスの2つのクラスである。

会話の授業を済ませ、部屋に帰る。


最近、夜になると食欲が無くなる。

夕食は食べなくても、なんとかなるものだ。

最近の天気にしても、夜の暑さがだいぶある。

クーラーを一日中つけていないと過ごせない感じがする。

暑さは大歓迎。寒さがあまり早く来ないことを願うばかりである。

2010/09/18

寿司を作る



昼食を0902クラスの学生と一緒に作る計画を立てた。

みんながお寿司を食べたいと言っていたので、昨日は平和堂へ行き、海苔を買ってきておいた。

午前中、みんなが集まる前に酢飯を先に作っておき、材料の野菜等を学生に買ってきてもらった。

お酢は、近くのスーパーでは手に入らなかったので、同僚の毛先生から頂いた。

材料は卵焼き、キュウリ、レタス、シーチキン等。

お寿司は手巻き寿司にしてみた。

酢飯はみんなの口に合うか分からなかったが、出来た物はみんなおいしいと言って食べてくれた。

最初に私が作り方を見本で見せて、そのあとは学生達に勝手に作ってもらった。

みんなわいわいしながら、楽しそうに作ってくれ、その姿を見ているだけでとてもうれしい気持ちになった。

学生が作ったお寿司も美味しく、日本で食べる味とほとんど同じだった。

私自身、お寿司を作る事を今までしたことは数えるぐらいしかないが、こうして、みんなとの日本文化の交流で作る機会が出来たことはとても良かったと思っている。

2010/09/17

回転寿司店



午前中の授業が終わり、事務所に行くと、湖南大学の学生で院生の張君先生がいた。

久しぶりに会ったので、ご飯に誘ってみた。

前から昼ご飯を食べませんかと誘っていたのだが、時間が合わず、流れていた。

今日は張先生の用事もないと言うことで、昼食を一緒に食べることにした。

昨日、葛先生から歩行街の近くにある回転寿司のお店の割引券をもらっていたので、平和堂へ買い物に行くついでに、一緒に食べに行くことにした。


授業終わりに2人で行くそのお店は、卒業した学生達がよくバイトをしていたお店である。

中は、回転寿司店そのもの。

価格帯がだいぶ高い。まあ、予想していたとおりのことだが。日本料理なのだから安い訳がない。

ここで、素晴らしい物を見つけた。

トンカツである、なかなか食べるチャンスが無かった物で、私はとてもうれしかった。

早速、注文して、食べてみる。

味は日本と同じで、カリカリ感もあったので、かなり美味しいと感じた。

私にとって日本料理は忘れられない物で有ることを感じた。

トンカツソースが無いことが少し残念だったが、ケチャップとマヨネーズがあったので、この2つを混ぜ合わせて、タレにすることにした。


張先生との話は大体が日本語の話。

彼女はとても、日本語が上手で、日本語の文法についてとても詳しい。

研究が文法関係なので、色々と使い方について研究しているらしい。


約2時間ほどを過ごし、そのあとで近くにある平和堂へ行ってみることにした。

明日は0902クラスの学生と一緒に寿司をつくるつもりで、その材料を買いに行くためである。

張先生にも一緒に行ってもらった。

買いたい物は海苔とシーチキン、マヨネーズ。

たったこれだけなのだが、平和堂にしか海苔がないので、しかたがない。

しかし、今、平和堂の前の道路は地下工事の為、わたることも出来ず、地下道も工事のために無くなっていたので、少々遠回りをして平和堂の前へ。

いつもの事ながら、デパートといった感じ100%。

地下に行き、目的の物を買い、無事に帰ることができた。

2010/09/11

ある土曜日の1日


今日は土曜日で学校も休みなので、昼食は学生達と部屋で作って食べることにした。

せっかくなので、立石さんも誘って、一緒に食べることに。

学生達に11時頃に来てもらって、家の近くで買い物をする。

しかし、この付近は店の種類が少ないので、鮮度や価格面で前の学校の周りよりは少し落ちる。

買い物を済ませた学生達が戻ってくる前に、立石さんをバス停まで迎えに行き、みんなで料理の準備を始める。

料理は7品。今日は8人で食事をする。

主な料理は劉らさんが作ってくれた。

男の子達も1品ずつ作ってくれ、久しぶりに部屋の中が活気づいた感じがする。

みんなと立石さんも話を少しづつしてくれたので、私以外の日本人に会うこともとても良いことだと思う。

午後は、みんなが用事で居なくなったので、立石さんと2人でおしゃべりをして過ごす。


夜は日本人の集まりがあるので、立石さんと一緒にバスで川西の方へ行くことに。

バスは渋滞のため集合の時間よりも少し遅れていたが、まだみんなが揃っていないので間に合った感じである。

集まったのは留学生が6人、インターンで教師をしている2人、中国人と結婚した4人、こちらで仕事をしている2人である。

留学生は学生だけあって、元気いっぱい。

とてもうらやましい限りである。

こちらでの生活にもかなり慣れている感じである。

中国には半年滞在しているようで、授業は1年間受けるらしい。

山梨の都留文科大学と湖南師範大学とは交換留学制度があるそうだ。

そこからの学生が6人来ているそうで、あとは湖南大学のほうにも何人か留学生がいるそうである。

私たちはこの会に新参者なのでとりあえずみんなの話を聞くだけになってしまったが、みんなとても明るく、楽しい人たちばかりである。


2次会は、こちらで仕事をしている池田さんというかたの家に移り、そこでみんなで飲み直しと言うことになった。

家は外国人が多く住居しているマンション。

部屋も洋式のトイレにバスタブもあり、綺麗で広い部屋だった。

池田さんはお好み焼きなど作って待っていてくださり、とてもリラックスした感じである。

お酒も焼酎やワインなど用意してあり、私も久しぶりに焼酎を飲むことが出来た。

良い感じで、時間が過ぎていき、途中は花火鑑賞が出来るおまけ付きである。

毎週土曜日になると、湘江で花火が上がるらしく、池田さんの部屋から綺麗に見ることが出来た。

私と立石さんはバスの時間があったので、途中で帰ることになったのだが、とても楽しい時間を過ごすことが出来た。

帰りは、立石さんを送って帰ったのだが、下りたバス停から学校まで意外に時間が掛かってしまったので、歩き疲れてしまった。

部屋に帰るとほろ酔い感じと心地よい疲れでぐっすり寝ることが出来た。

2010/09/10

教師の日


授業は1コマ目のみ。

2コマ目は中国の国語の授業が1002クラスであったので、一緒に受けることに。

やはり、先生の話を聞き取るにはまだまだ至らないが教科書に書かれている文章は読み取ることが出来た。

今日の授業では魯迅の「薬」という文章の解説だった。

ある老夫婦がいて子供の為に薬を買いに行く途中、革命に参加している人が殺されているのを発見し、その人の血を商売する人から薬を買っていく。

帰って子供に飲ませると、子供は死んでしまう。

これは迷信であることが理解された。

その中の1人に革命に参加していた人の両親がいた。

この母親は悲しみ、墓の前で血を飲んで死んだ息子の老夫婦と出会う。

そこで、母親は血を飲むことは迷信であり、息子の革命精神は正しいものであると主張する。

これは、中国近代革命の頃の中国をここでは表しているらしい。

とても興味深いはなしであった。


昼食後、私のデジカメが壊れてしまったので、林さんとカメラを買いに行くことにしていたが、陸さんがインターネットで調べてからの方がいいですよと言っていたので、調べてみることにした。

女子寮はインターネットの環境整備をしており、部屋の中からインターネットをすることが出来るので、そこで調べてみることに。

安いデジカメがたくさんあり、どれにするか少し迷う。

あと4ヶ月使うことが出来れば問題ないので、インターネットで買うことにした。

もちろん、品質の保証や修理の問題などがあるので信用が無いのだが。

お金を振り込む段階になって、私の銀行カードではインターネットの買い物が出来ないと言うことがわかった。

林さんはインターネットの買い物の為のカードを持っているので、林さんにお願いをするが、彼女のカードにはお金が無いと言うことなので、銀行に行ってお金を振り込むことにした。

彼女の銀行は中国工商銀行。

学校からは20分ぐらい離れた場所にある。

散歩がてら歩いていくことにした。

無事、振り込み準備も終わり、帰る途中に林さんの故郷にある豚足のお店があったので、食べたくなり,休憩しながら食べてみた。

味がしっかりしていてとても美味しかった。

林さん達は臭豆腐を食べていた。

私はこれが少し苦手である。

独特の匂いでせっかくの美味しい味が台無しだと思う。

まあ、外国人の人が納豆を食べるのがだめであるのと同じ感覚だと思う。

寮に帰ってきて、交渉が成立したので、一旦家に帰る。


5時になり、毛先生、葛先生と約束をしていたので学校へ。

今日は教師の日なので3人で学校から少し離れたピザハットに行くことにしていた。

定番のピザからパスタ、チャーハン、デザートなど種類は様々。

味に関しても、日本で食べるものと大差はない。

但し、ピザは少し小さめで、米類は少し味が違うと思う。

ケチャップの味が少し違うからなのだろうか。

3人で話をしながら、楽しい時間を過ごすことが出来た。

料金は123元と中国の一般的な食事の料金では少し高めである。

日本円では1700円くらいである。

2010/09/9

放課後補習


午後の授業が終わり、0902クラスの学生達と部屋で会話の練習をする。

今日は張ジャクエンさんも参加。

会話の内容は会社でのルールやマナー。日本人と会うときのマナーなどを話した。

これで2週間の放課後会話が終わった。

これからも毎週月曜日から木曜日までは放課後にこのようにするつもりらしい。


夕食後、教室に行き1002クラスで少し話をしていると林さんとうさんが私を探しに来た。

明日は敬語を使う授業が有るので、プリントに書かれている敬語を教えてほしいと言われた。

なかなか使うことのない単語がたくさんあった。

私にとっても覚えていない単語ばかりなので使い方に難あり。

あとは敬語のなかでも尊敬語、謙譲語の使い方はなかなかである。

2010/09/8

リベンジ


前回のリベンジのため、インターネットバーへいくことにした。

家の近くのインターネットバーへいくが、やっぱり、外国人はすることができないと言われた。

この間は出来るといっていたのに・・・。

しょうがないので、他のインターネットバーを探すことに。

少し遠くに安いインターネットバーがあったのでそこに行ってみるが、結果は同じ。

長沙は文明都市を目指しているので、中国の身分証を持っていないとインターネットをすることは出来ないとのことだ。


パスポートでもインターネットができるいつもの場所へ行くことにした。

ここでは1時間2.5元。

インターネット環境はまあまあ。

少し家から遠いということが難点だが。


インターネットバーから帰ってくると周云影さんが遊びに来てくれた。

彼女は先学期、0804クラスの学生で今度の10月に日本の千葉に留学することになっている。

私との会話練習でレベルを少しでもあげたいという希望を持っている。

少しでも彼女の力になれるように私も時間を見つけて、彼女の応援が出来ればと思っている。

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