大石ケイジ的長沙日記
黄興路その2
2004/03/12

 今日の長沙は寒い。朝の授業が終わる頃(10時)雨も降ってきた。寺崎先生の風邪も未だ治らないようで苦しそうである。実は今日も黄興路に行かなければならない。

 昨日、買った靴が少し小さかった。店で試しに履いた時はちょうどいいと思ったのだけど、帰ってから靴敷きを入れてみたら入らないのだ。よくよく見ると24と書いてあった。店でもっとよく見ればよかった。

 今日泡雪さんが一緒に行ってくれるそうで助かった。何とか一人で行けないこともないが交換なので細かい交渉になると未だ言葉が気になる。

 でも、こうして頼ってばかりいたら進歩が遅れそうな気がする。最初、僕が話して、上手く行かなかったら手助けをもらおうか。

泡雪さんは張家界でしばらくガイドをしていた女性で日本語はもうかなりの程度である。まだ20歳というけど、とてもしっかりしている。

 あの、授業の時「先生、ず、は書き言葉じゃないんですか?」と質問してきた女性である。気が強そうだけど頼りになる感じだ。

 付いて来て貰ってよかった。なにやらまくしたてられた。長沙の言葉はくせがあるのか僕の習った中国語に聞こえない。人にもよるが。

 「家に帰ってから履いたら少し大きかったので。」と言ったら、

 「ここで試した時、丁度良かったのにどうしてか?」

 敷き皮が入らない。が言えず、泡雪さんに替わった。定価は1万円(日本円で)の80%引きで2千円ちょっとでした。こちらでは高級品(中国ブランド)です。

 彼女はまだ2時から授業があるとか、昼ごはんをご馳走?してあげよう。と言ったら、日本料理「火の国ラーメン」に連れて行ってくれた。

 メニューの豊富さに吃驚!昼から寿司もと思い、牛丼23元、と彼女はカツ丼25元、ちなみにラーメンの種類も多く(15種ぐらい)値段は20元前後だから、こちらで学生達と行く麺類比べると5倍ぐらいの値段である。

 さんまの塩焼きも美味しかった。大根おろしも醤油も日本と同じで、スライスレモンまでちゃんと付いている
当たり前が感動するから不思議である。

 昼から青島ビールを1本とって彼女との初デートは終わった。話して見ると思ったよりやさしかった。日本人の友人(日本企業)が2人居るそうで、日本の現状にも結構詳しいのには驚いた。

 面白い中国のことわざを教えましょうか?と泡雪さんが言った。

 「男性は金持ちになると悪いことをします。女性は金持ちになるために悪いことをします。」

 いずこの国も同じこと、「だからお金に惑わされないように、」ということなのか?

今日の昼ご飯代90元は久し振りの贅沢でした。帰りに10元の次回サービス券をくれたので80元(日本円で千円ちょっと、というところでした。)

写真は泡雪さん(ちょっとお店の重信さんタイプ)と食べてから思い出して写したサンマと店から眺めた黄興路の入り口付近。

湖南師範大学に留学しておられたヨージエさんのHPから長沙市の写真を、ここまでとても僕は作れそうにありませんのでお借りします。
 http://youjie.cool.ne.jp/fengjing/changsha/changsha.html
 
 
黄興路の由来になった黄興。
詳しくは「鹿児島市日中友好協会」
のホームページを観て下さい。